しつこい二日酔い…どう対処する?
頭がガンガンする、吐き気や胸焼けが止まらない…
お酒を飲み過ぎた次の日は決まってこのような二日酔いの症状に見舞われます。
アルコールが分解される際にはアセトアルデヒドと言う毒素が発生します。
多量のアルコールを摂取してしまうと酵素の分解能力が追いつかず毒素のアセトアルデヒドが体中を回り、この拒否反応から頭痛や胸やけ、吐き気などを引き起こします。
これが二日酔いのメカニズムです。
しかし二日酔いになっても社会は止まってくれません。通常通り出勤し、仕事をしなければいけません。
そんな時、昨夜飲み過ぎた事を反省すると同時に体の中のアルコールを早く消し去りたい…といった気持ちに襲われます。
今回は人間の体からお酒が抜ける時間、体内のアルコール分解を早める方法などを紹介していきます。
ツラ~い二日酔いに見舞われた方はぜひご参照下さい。
体内からお酒が抜ける時間について
飲んだアルコールが体の中に入り分解され尽くすまで、一体どの程度の時間がかかるのでしょうか。
アルコールが体から抜ける時間は、対象者の体の大きさ(身長・体重)によって若干異なります。
また、お酒の分解能力は対象者がアルコール分解酵素ALDH(アルデヒド脱水素酵素)を所有しているか否かで分解速度は大きく異なります。
体の小さい方でもアルコール分解酵素を所有していれば短時間で体内からお酒が抜けますし、逆に体格の良い方であっても同酵素を所有していないと、お酒が抜ける時間は長くなってしまいます。
つまり、人の体からお酒が抜ける時間帯には非常に大きな個人差がある、と言うことです。
さらに同じお酒でもビールとウイスキーでは含まれているアルコール量が全く異なります。
アルコール含有量が多いほど分解に時間を要することになりますので、アルコールの強いお酒を飲むと、体内からお酒が抜けるにひあどうしても時間がかかります。
以下では飲んでからどの程度の時間でアルコールが分解されるか、お酒の種類別に紹介していきます。
お酒の種類 | 容量 | 分解時間 |
ビール | 缶(350ml) | 2~3時間 |
ビール | 中ジョッキ(500ml) | 約3時間 |
ワイン | 1杯(120ml) | 1.5~2時間 |
日本酒 | 1合(180ml) | 約3時間 |
焼酎 | 1合(180ml) | 約7時間 |
ウイスキー(40度) | ショット(30ml) | 約1.5時間 |
分解時間は体重55~65kgの成人男性の平均値を書いています。
ビールでも355ml缶1缶あたりに対して2時間…ということは単純計算すると2缶で約4時間、3缶だと約6時間もの時間を要することになります。
アルコール度数の強いウイスキーは1杯あたり1時間と意外に短く感じるかもしれません。
しかしウイスキーの一杯の基準量は30ml、したがって1合(180ml)飲むとその6倍!!なんと6時間も分解に時間を要する計算になります。
またウイスキーの加水していない樽出し(カスクストレングス)のものになるとボトルによってはアルコール度数50度~60度のものもあります。なので、更に分解に時間がかかり、なかなか抜けないでしょう。
二日酔いにならないためには、お酒を飲んだ量と翌朝までの時間を把握しておくことが大切です。
飲んだ量や翌朝までの時間を考えられなくなるくらい飲んでしまうと…二日酔コース決定と、といって良いでしょう。笑
アルコール分解を早める方法
頭痛に胸焼け・吐き気等の症状をもたらすツライ二日酔い、早く乗り切るためにはアルコールの分解時間を早める対応をとることです。
二日酔い対策を取らず、自力でアルコールの分解を待っているのと、対策を取るのとでは二日酔いが解消される時間に雲泥の差が出ます。
体内のアルコールを早く分解したいときには、まず水分を多くとることです。水道水でも良いですし、スポーツドリンクや牛乳等でも結構です。
水分は二日酔いの元凶となるアセトアルデヒドを分解する働きがあります。
少々お腹がきつくても、なるべく多めに水分を取るように心がけると、その分早くアルコールを分解することができます。
また食べ物もアルコール分解を促進させるオルニチンが含まれているしじみや、牡蠣などを意図的に取り入れると良いでしょう。
コンビニやスーパーなどで買える二日酔いの時におすすめの飲み物と食べ物については以下で書きましたのでご覧ください。
分解時間を考えながら楽しく飲酒を
お酒が体の中で分解されるには、非常に大きな個人差があることがわかりました。
お酒が強い人は生まれつきアルコール分解酵素ALDH(アルデヒド脱水素酵素)を多く所有しています。この酵素をお持ちでない方は毎日飲んで鍛えても、ALDHが活性している方よりお酒が強くなる事はまずあり得ません。
また、お酒が体の中で分解されるスピードは肝臓の健康状態にもよります。
毎日のようにお酒を浴びるように飲んでいる方の肝臓は、酷使されすぎて疲弊し肝機能が低下することがあります。
このような状態になるとお酒の分解速度が落ち、二日酔いになりやすくなります。
それでもお酒を飲み続けてしまうと、肝硬変など重篤な病気へと悪化するもあります。
肝臓は沈黙の臓器と呼ばれており、少々具合が悪くても痛みなどの症状を感じることがありません。
最近急に二日酔いになりやすくなった…という方は肝臓が疲れているかもしれません。
食事や運動、サプリなどを併用しながらお酒と上手に付き合いましょう。
毎日晩酌をする人でも、週に48時間連続して休肝日を設けると劇的に調子はよくなります。美味しく健全にお酒を楽しみましょう。
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