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通を唸らせるチーズとウイスキーの美味しい組み合わせ

通を唸らせるチーズとウイスキーの美味しい組み合わせ

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チーズと言えばワインじゃないの?

ウイスキー?
チーズと言えばワインでしょ!
という方が圧倒的に多いはずです。
そりゃもちろんチーズとワインの組み合わせはまさしく黄金タッグ。
チーズがあれば大抵のワインを美味しく頂くことができます。
しかし、チーズはウイスキーと合わせても最高のつまみになるんですよ!
ウイスキーに合う食べ物はチョコレートやナッツなど、基本的にウイスキーの風味と似通っている食べ物がマッチするというのが定番の考え方です。
そこでチーズは…?と考えてみるとチーズはそこまでウイスキーの風味に近いのだろうか?と疑問を抱いてしまうのも理解できます。
しかし、チーズにも色々と種類があります。
市販されているチーズとだけ比較して「こりゃウイスキーに合わないや」と早々に諦めてしまったあなた!
それは勿体無い、人生損していますよ。

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チーズには現在1,000種類近く存在し、250カ国で作られている

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実は現在地球上に何種類のチーズがあるか、ハッキリとした数は明らかになってません。
しかし、確認されているだけでも250カ国で1,000種類以上のチーズが作られていることが分かっています。
3,000種類存在すると言われているウイスキーには及びませんが、チーズもかなりの種類があることは間違いありません。
チーズにおいても種類によって味わいや風味が大きく異なりますので、ウイスキーにマッチするチーズも多く存在するのです。

どんなタイプのチーズとウイスキーが合うのか

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チーズの熟成が進むと酵母やカビ、菌によりチーズ含まれる脂肪分やタンパク質が分解され、旨味成分となるアミノ酸が生成されます。ここから水分を抜いたり、白カビをつけて発酵させたりして様々なチーズとなっていくのですが、一体どのチーズがどんなウイスキーに合うのでしょうか?
ここからはタイプ別に相思相愛のチーズとウイスキーを紹介していきます。
ご自宅に以下で登場するウイスキーをお持ちの方は、是非相性の良いチーズを合わせてみてくださいね。

 

ウイスキーには熟成の進んだ硬質なチーズを合わせる

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1. チェダーチーズ

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セミハードタイプのチェダーチーズはスーパーなどでも市販されている一般的なチーズです。
タリスカーのような、ボディがリッチでスモーキー克つスパイシーなウイスキーがよく合います。
タリスカーはブラックペッパーをかじったような強いインパクトがありますが、後からドライフルーツや樽由来のウッディでバニラのような甘みがやってきます。
タリスカーでチェダーチーズを溶かすように頂くと、病みつきになりますよ。

 

2. スティルトンチーズ

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スティルトンはイギリス原産、アオカビで熟成されるブルーチーズタイプのものがよく知られています。
「スティルトンチーズといえば、ブルー・スティルトン」というのが常識なようですね。
三大ブルーチーズのひとつとして数えられるこちらのチーズに合うウイスキーはマッカランやグレンドロナック。
これらはシェリー樽で熟成を進めたタイプのウイスキーですので、シェリー樽特有のフルーティかつ芳醇な香りがスティルトンの強い香りに負けることなく融合、見事に調和します。他にも、果実味を活かしたポートウッドフィニッシュのバルヴェニーやトマーティン、それにロングモーンなどもおすすめします。

 

3.パルミジャーノ・レッジャーノ

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パルミジャーノ・レッジャーノはイタリアを代表するチーズで、長期熟成ですと5年も寝かせた個体も存在するくらい。
とにかく他のチーズに比べ熟成期間が長いためミルクの旨味がギュッと詰まった味わい深いチーズです。
こちらにはグレンキンチーのようなローランドモルトらしいドライでライトなウイスキーをあわせると味が喧嘩せず美味しく召し上がれます。バランタインのようなバランスに優れた飲みやすいブレンデッドもいいですね。
パルミジャーノチーズは旨味がギッシリ詰まったチーズですので、ボウモアやカリラなど、アイラモルトに代表されるスモーキーで主張の強いウイスキーを避けることが美味しく召し上がるコツです。

 

4.ゴートチーズ

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ノルウェー原産、ヤギのミルクから作られるゴートチーズはかなりの癖の持ち主。
牛や豚に比べるとヤギの肉やミルクはかなり癖があります。
したがってヤギのミルクから作られるゴートチーズもそれなりの癖が出てしまうのは当然のことと言えるでしょう。
色もブラウン、一見生キャラメルのような外観です。
ねっとりした食感で、味わいもその色からも連想されるが如く濃厚で強いコク・甘み、そして優しい塩味が特徴的なチーズです。
こちらに合わせるウイスキーは「癖には癖で対抗」、アードベッグです。
燻煙香が非常に強いアードベッグですが、煙臭さが引くとさっぱりとした青りんごのような風味がやってきますので、ゴートチーズの癖を見事に拭い去り、お口の中をフレッシュに引き締めてくれます。ちょっとお金に余裕があれば、後味により果実味を感じられるアードベッグウーガダールなどもいいでしょう。
個人的にはラフロイグをちょっと濃い目のハイボールにしてもいける気がします。

 

5.ブリー・ド・モー(ブリーチーズ)

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こちらはフランス原産の白カビによるチーズです。
同じ白カビチーズであるカマンベールチーズをちょっと大きくしたようなチーズでスーパーにも置いてますね。
香りも良く、ミルキーでナッティ、豊かなコクがあるブリー・ド・モーはとにかく上品な味わい。
しかし癖のあるチーズを好む方でしたら物足りない方もいらっしゃるかもしれません。
ブリー・ド・モーチーズ自体に強いクセが無いため、ウイスキーもグレンモーレンジやグレンリベットのような上品でスイートな香りを持つもので合わせたいところです。香りが損なわれることなく、スムーズな口当たりでマリアージュを楽しむことができます。

 

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まとめ

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今までは「ワインとチーズ」、が常識だったそこのあなた。
この記事を読んで試せば「ウイスキーとチーズ」の組み合わせが新たなスタンダードとなることでしょう。
ここで紹介した以外にもまだまだたくさんの種類のチーズが存在します。
多種多様なウイスキーと試してみて、あなたの心を揺さぶるチーズとウイスキーのマリアージュを見つけてください。
お好きなウイスキーに合うチーズを発見した時の喜びはひとしおですよ。

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