最近巷では、女性のソロキャンプや女子一人旅などが流行っていると聞きます。
「ゆるキャン△」や「ヤマノススメ」などのアウトドア系アニメも流行っていますし、一人で野外をエンジョイする女性が増えていますね。
キャンプやアウトドアなど旅の必需品といえばなんでしょう。
防寒具?テント?BBQセット?
いや、それは「お酒」です。
そう、大自然の中で飲むお酒ほど美味しいものはありません。
というかBARRELはそういうメディアです。
肉や魚より先にお酒紹介させてください。
キャンプに持っていくお酒の中でも、日持ちがして味の変化が少ない「ウイスキー」は特におすすめです。
そのウイスキーを持ち運ぶ容器と言えば「スキットル」です。
スキットルのイメージと言えばこんな感じでしょう。
そして、なんだかよくわからないビラビラがついた袖で口元を拭い、颯爽と愛馬と共に去っていく。
うーむ…男性的ィ…。
しかしよくよく調べてみると、最近はすごくかわいくておしゃれなスキットルが出てるじゃありませんか。
男性のアイテムと思われていた時代は既に過ぎ去っているのかもしれません。
新世代のスキットルはスポーティなファッションの女性や山ガール、はたまた都会的なスタイルにも合わすことができそうです。
というわけで今回はスキットル紹介記事です(´ω`)
形がかわいい、おしゃれなスキットルをさがそう
スキットルとして最もポピュラーなのはステンレス製。
ちょっと高級なものとなると銀製でしょう。
そして最近では印刷面にポップなグラフィックを施したかわいらしいスキットルはたくさんあります。
Amazonだったら「芬華」で検索すればめっちゃ出ます。
もちろん定番のスキットルは使いやすいです。
ですが、今回はそんな決まりきった形ばかりを紹介するわけではありません。
次世代のスキットルは我々の予想をはるかに超えているのです。
今回は主に形状が特殊なものに絞って紹介していきたいと思います!
それではいきまーす。
Areawareブレスレットフラスコ
ニューヨークのデザインブランドAREWAREから発売されているブレスレット型スキットルです。
19世紀にあったリング型のスキットルにインスパイアされたデザインのスキットル。
カラフルなつり革というディスも聞こえてきそうですが、陶器で出来ています。
作りはかなりしっかりしていて、コルク栓がアクセントになっています。
夏のアウトドアに「ブレスレット型スキットル女子」。これはクル(来ない)。
ちなみにこのバングル型(ブレスレット型)と呼ばれるスキットル(フラスコ)はすごい商品数がありまして、「スキットル バングル」で検索するとたくさん出てきます。
もしかしたら本当に流行っているのかもしれません。
ロイヤルセランゴール スキットル
1885年創業、全世界に2,000店舗以上を展開する世界最大のピューターメーカー「ロイヤルセランゴール」が創り出したライフセイバー型ヒップフラスコ。
浮き輪の形をしているんですが、とにかく造形が細かい!
それもそのはず、ロイヤルセランゴールの製品は熟練の職人が一点一点手づくりで仕上げています。
究極のハンドクラフトスキットルがこの価格で手に入るのは驚きです。
「ロイヤルセランゴール」の作品はとにかくかわいいです。
磨き屋シンジケート テスカスキットル
定番スキットルの形ではあるけど、まるでApple製品のような無駄な部分をこそぎ落とした洗練された空気が漂います。
新潟県の中心部に位置する「燕市」は江戸時代からの和釘生産に端を発した伝統と歴史ある金属加工の街。
その技術は親から子へ、子から孫へと受け継がれ日々金属加工技術の進化を遂げています。
その伝統ある金属研磨のスペシャリスト集団として活躍するのが「磨き屋シンジケート」です。
ひっそりと佇む世界観にはは日本のワビサビすら感じさせます。芸術的な逸品。
DUG(ダグ)シリーズ
ステンレス製のカラースキットルやチェックスキットルを出しているDUG(ダグ)のラインナップ。
“シンプルにかわいいものをお手ごろなお値段で”という非常にわかりやすいコンセプトです。
チェックタイプは通常のステンレスに比べ、表面に生地がついているので冬に使うときに寒さを軽減してくれます。
カラースキットルはポップで豊富なカラーが魅力。
女性にも持ち運びやすいデザインになっています。
リキッドボディフラスク
流線形のラインが美しい変わり種のスキットル。
2枚重ねたステンレススチールの板を溶接してつなげ、それを水圧で勢いよく膨らませて造られました。
ニューヨークに拠点を置くデザインスタジオ、ザ・プリンシパルズ(The Principals)が作成。
ハイドロフォーミングスチールというスチールを変形させる研究を6か月間行った末に、ポケットに滑り込ませる最高のデザインを形作れたとのことです。
こんなフォルムからウイスキーが出てきたらおしゃれすぎますね。。。
Momaストアでも扱われています。
SAVAGE チューブ型フラスコ
サベージからリリースされているチューブ型のスキットルです。
幼き小学生時代に見たあの試験管の形ですね。一見お酒が入っているとは思えません。
表面は鏡面仕上げで非常に高級感があります。
天高くかざせばウルトラマンに変身できそうな予感すらします。
内容量は60mlしか入りません。ウイスキーでいえばいわゆる「ダブル」の量です。
本当にお気に入りの銘柄を少しだけ詰めて、ここぞという景色に出会った時に注ぎたいですね。
小さな棒状のフォルムからトクトクと注がれる琥珀色の液体は、得も言われぬ芳香を放つことでしょう。
ODeMEフラスコ
2007年にニューヨークにて、永年使えるベッド&バス周りのアクセサリーを使うブランドとして設立されたIZOLA(イゾラ)。
その姉妹ブランドとして2015年に夏に誕生したのがODEME(オデム)です。
見ているだけで毎日が明るくなるような”ポジティブでポップな生活雑貨を作る”ことがコンセプト。
このスキットルもコロンとかわいいフォルムで柔らかな雰囲気を持っています。
化粧品や香水ボトルかと思うくらいコンパクトでカラーも素敵ですね。
性別問わず愛用できるニューヨーク生まれらしい、都会的で洗練されたコレクションです。
全9色展開。
Fire-maple SAKE SET
どうしてもアウトドアで日本酒が飲みたい!
という方にはうってつけのお銚子型スキットル。
チタン製なので非常に軽く、耐久力もあります。
しかもおちょこが2個ついてくる!
蓋部分もしっかりした造りで、造形美、機能美ともに素晴らしい。
なんといっても金額がとてつもなく高い。
久しぶりに「発想と才能の無駄遣い」だなぁと思いました。でもこういう発想嫌いじゃないです。むしろ好き!
ってかAmazonで買うより個人輸入したほうがずっと安いです。
アーティスティックフラスコ ひょうたん型
なかなか不思議なフォルムのスキットルを販売しているbestler。
これはその中でも特に異質を放つひょうたん型。
酔拳の達人が持っていそうなデザインですね。
おしゃれというよりは目立つために使うといった雰囲気です。
memobottle
薄型デザインでコンパクト、気軽に持ち運べるおしゃれ水筒。
まさに「この世知辛いコンクリートジャングルを生き抜くのだ!」と言わんばかりの最新式スキットル。
書類やノートパソコンなどと一緒に鞄に入れることができ、社会人の皆さんに人気です。
サイズは180mlから大きいものは750mlまであります。
キャップもホワイトとブラックがひとつずつ入っており、その日の気分で変えられるという秀逸なデザイン。
炭酸と酸性飲料は入れちゃダメと書いてありますが、ウイスキーはどうなんでしょう。
でもこんなおしゃれなスキットルを鞄の中から取り出して、颯爽とウイスキー飲んだら「あの人麦茶飲んでるよ!」と思われること請け合いでしょう。
大丈夫!上司にはバレない!
普通のものがいい人
ここまで色々なかわいらしい、不思議なデザインスキットルを見てまいりましたが、
「やっぱり普通の形のスキットルがいいよ」
という方はスノーピークのチタン製スキットルを選んでおいたら間違いないと思います。
縦長で使いやすいし、軽量だし。
コスパ重視ならステンレス製のやっすい3点セットとかありますが、せっかく野外に出て、キャンプやアウトドアをしている最中に使うなら特別なもののほうが気分も上がると思います。
重要なのは雰囲気です。
買ってから無駄だったなぁと後悔するより、これを使って外でウイスキー飲みたいなぁと思うアイテムを選ぶべきです。
あなたのとっておきのウイスキー銘柄をしっかりと受け止めてくれる『オシャレかわいいスキットル』を探し出してください。