オトナの仲間入りを果たす30代。
そろそろウイスキーの味を知っておきたい!
自分の好きな銘柄を見つけたい!
と思い飲み始めた方も多いと思います。
私、オーツカもご多分に漏れずアラフォーに突入済み。
今回は月間平均3リットルは飲んでいるであろう私がウイスキーを知り始めた30代の男女に向け、「抑えておきたい」シングル・モルト5本をご紹介します。
ウイスキー銘柄の選抜条件は以下です。
- 30代ってことなので、市場価格で一本5,000円までを目安に。
- バランスが優れていて、どんな飲み方でも美味しいと思えるもの
- 酒屋でも通販でも手に入れやすい
- マニアック、ド定番は避ける
- スコッチのシングル・モルトウイスキーの中から選ぶ
という感じの条件で選抜します。
「買って損した!」と思われないように頑張って書いていきます。
ちなみに、スコッチがわからない方は以下の記事をお読みくださいませ。
第5位:ブルックラディ ザ・クラシック・ラディ
アイラ・モルトの有名所、ラフロイグ、アードベッグ、ボウモアあたりを飲好む方は多く見かけますが、ブルイックラディはウイスキー中級者がBARか自宅で飲んでいるイメージです。
アクアブルーやターコイズブルーと表現されるボトルがとにかく可愛い。色々なボトルを見てますが、琥珀色のウイスキー並びにこのブルーのハズシがいい感じなんです。
“ブルック”か”ブルイック”か、どちらの呼び名が正しいのかはイマイチわかりません。
30mlで試せるプランも作ったのでぜひお試しください。
第4位:ハイランドパーク 12年
ベタベタと言われそうですが、非常にバランスが高くコスパがいいのでチョイスしてみました。
香りもフルーティーとスモーキー両方を兼ね揃え、ボディもミディアム。水、炭酸水で割ると甘みが増してウイスキーに慣れていない方への受けも良さそうです。
食中酒にはハイボールで。何と合わせても美味しいですが、魚介類なんか特にいいと思います。
こちらもお試しセットを用意しました。
第3位:スプリングバンク 10年
モルトの香水と呼ばれるだけあって、とっても良い香り。
レモンやオレンジ、桃やバナナが合わさったような、爽快でいて濃い香りがします。
スプリングバンクの特徴でもある塩辛さ(ブリニーと表現する)は30代ならば是非体験しておきたいところ。
塩辛い飲み物ってなんだよ!って思うかもしれませんが、塩キャラメルを想像するとわかりやすいかもしれません。
ウイスキーのしょっぱあまいを感じてみてください。
第2位:オールドプルトニー 12年
こちらもミディアムボディでバランスが良いオールラウンダータイプのウイスキー。
どんな飲み方をしても、何と合わせても美味しいです。海や潮の香りをすごく感じるので、タリスカー好きな人なら絶対おすすめです
さらに、ウイスキーの味の表現でオイリー(油っぽい)という言葉がよく使われるのですが、オールドプルトニーはこのオイリーがわかりやすいと思います。
油っぽいと言っても飲みやすいので安心してください。
第1位:アランモルト 10年
1位はアラン島で作られたアランモルトです!1995年に創業したとても若い蒸溜所!
90年代半ばはあんまりスコッチが元気のなかった時代なので、蒸溜所の設立当初はなかなか大変だったそうです。
丁寧で完成度の高い味わいで、少しずつファンを増やしてきました。
香りはよくシトラスフルーツと言われますが、メロンやバニラアイスの匂いを感じますね。
島で作られているので、海風を感じるような潮の風味もします。
この子の魅力はなんといっても自然でなめらかな味わい。スモーク臭はまったくしないので、スッと口に含めて、ツルツルと喉に吸い込まれてしまいます。
飲み疲れないのでゴクゴク飲めてしまうのです。危険です。特に宅飲みは危険です。
ウイスキー初めての方にもおすすめなので、夫婦やカップルでお家で飲めたら最高ですね。
気づくとバランス力を重視したランキングになりました。
あんまりとんがり過ぎると本当に飲めないって人もいますからね。
ただ、どれも特徴があってつまらない味では決してないです。飲み方を工夫すれば飲むたびに発見があるような、美味しい5作品。
あなたの味覚と心を満足させる運命の銘柄が見つかることを祈っております。
今秋からスコッチウイスキーにハマり毎週ハーフbottleを呑んでます。スペイサイドのスコッチやアイラスコッチの源流を極めたく、ウイスキー検定を受けようと思案中
素晴らしいですね!ウイスキー検定を受けるのはとても良いと思います。知識を増やすのはとても充実しますし、2級までで十分変遷は理解できるかと思いますよ~(´ω`)たくさんの方々とウイスキーの美味しさを共有していただきたいです!