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ニッカウヰスキー90周年、新たなる限定ボトルの噂?

ニッカウヰスキー90周年、新たなる限定ボトルの噂?

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2024年、日本ウイスキー界、二大巨頭の一角、ニッカウヰスキーが創業90周年という輝かしい節目を迎えました。

すでに超高価格帯の「ザ・ニッカ ナインディケイズ」や新ブランド「ニッカ フロンティア」の発表で、ウイスキーファンを熱狂させているニッカ。そんな記念すべき年に、さらなるサプライズが用意されているのかもしれません。

今回、ドイツの有力ウイスキー専門サイト「whiskyexperts.net」が、ニッカウヰスキー創業90周年を記念した特別な5種類のウイスキーの情報を報じました。しかし、現時点で日本の公式発表やメディアでの報道はほとんど見当たりません。

ドイツで報じられた「幻の90周年記念ボトル」5選

「whiskyexperts.net」によると、以下の5つのニッカウヰスキーの定番商品が、90周年を記念した特別なギフトパッケージで、価格据え置きで登場するとのこと。

いずれも着色料不使用、冷却濾過なし(ノンチルフィルタード)という、ウイスキー本来の味わいを重視したスペックが伝えられており、期待が高まります。

ニッカ余市シングルモルト – 90周年記念

    • タイプ: ピーテッドシングルモルトジャパニーズウイスキー
    • 特徴: ニッカの原点、余市蒸溜所の力強いピーテッドモルト。熟成にはシェリー樽と新アメリカンオーク樽を使用。アルコール度数は45%。
    • 期待される味わい: シェリー樽由来のドライフルーツやスパイス、新樽由来のバニラやキャラメル香に、余市らしいスモーキーフレーバーが重なり合う、複雑で深遠な味わいが予想されます。ノンチル仕様で、より豊かな香味が楽しめそうです。

ニッカ宮城峡シングルモルト – 90周年記念

    • タイプ: シングルモルトジャパニーズウイスキー
    • 特徴: 華やかでフルーティーな宮城峡蒸溜所のシングルモルト。こちらもシェリー樽と新アメリカンオーク樽を使用。アルコール度数は45%。
    • 期待される味わい: 余市と同じ樽構成ながら、宮城峡ならではの軽やかでフローラル、フルーティーな個性が、シェリー樽や新樽の風味とどのように調和するのか、非常に興味深い一本。エレガントな香味と複雑味の両立に期待です。

ニッカカフェモルトウイスキー – 90周年記念

    • タイプ: カフェモルトウイスキー(※サイトではシングルグレーンと記載されているが、正しくはモルト)
    • 特徴: 世界的にも珍しいカフェ式連続蒸溜機でつくられるモルト原酒を使用。熟成はアメリカンオーク樽。アルコール度数は45%。
    • 期待される味わい: カフェ式蒸溜ならではの穀物の甘みと豊かなコク、アメリカンオーク樽由来のバニラやココナッツのような甘い香りが特徴。通常品とは異なる熟成感や複雑味が増している可能性があります。

ニッカカフェグレーンウイスキー – 90周年記念

    • タイプ: シングルグレーンウイスキー
    • 特徴: こちらもカフェ式連続蒸溜機でつくられるグレーン原酒を使用。熟成はアメリカンオーク樽。アルコール度数は45%。
    • 期待される味わい: カフェグレーン特有のエキゾチックでフルーティーな香りと、アメリカンオーク樽由来の甘くウッディな風味が融合。通常品よりもリッチで深みのある味わいが期待されます。

ニッカフロムザバレル – 90周年記念

    • タイプ: ブレンデッドウイスキー
    • 特徴: モルトとグレーンをブレンド後、再貯蔵(マリッジ)して生まれる人気のブレンデッド。熟成はバーボン樽。アルコール度数は51.4%とパワフル。容量は通常の500ml。
    • 期待される味わい: フロムザバレルの魅力である重厚な味わいと高いアルコール度数はそのままに、バーボン樽由来の力強いバニラ香や樽香がより際立つ構成かもしれません。ノンチル・ノンカラー仕様であれば、さらに凝縮感のある複雑な味わいが楽しめそうです。

(※上記情報はドイツの「whiskyexperts.net」に基づくものであり、現時点ではニッカウヰスキーからの公式発表はありません。)

なぜ日本では未発表なのか? 考察される理由

これほど魅力的なラインナップにも関わらず、なぜ日本国内での情報がこれほど少ないのでしょうか? いくつかの可能性が考えられます。

  1. 海外市場先行または限定販売の可能性:
    ドイツのサイトで情報が出たこと、輸入業者名が記載されていることから、ヨーロッパなど海外市場をメインターゲットにした商品、あるいは海外先行発売の可能性があります。近年、ジャパニーズウイスキーの海外人気は凄まじく、海外限定品が企画されることは珍しくありません。
  2. 情報解禁前の「スクープ」の可能性アリ:
    興味深いことに、情報源である「whiskyexperts.net」の記事の最終更新日は、調査報告書によると「2025年4月17日」と未来の日付(※)で記されていたとのこと。これが事実であれば、まだ公式発表前の情報が先行して報じられた可能性を示唆しています。 (※本記事執筆時点(2025年4月19日)では過去の日付ですが、調査報告書の記述に基づいています。)
  3. 他の大型企画との兼ね合い:
    ニッカはすでに「ザ・ニッカ ナインディケイズ」や「ニッカ フロンティア」といった大型の90周年記念商品を大々的にプロモーションしています。これらの主要企画に注力しているため、今回の5種の情報公開はまだ先、あるいは限定的な展開を予定しているのかもしれません。
  4. 段階的な情報公開:
    ウイスキー業界では、新商品の情報を段階的に公開していくのが一般的です。今後の適切なタイミング、例えば年末商戦などに合わせて、日本国内でも正式な発表がある可能性は十分に考えられます。

過去の記念ボトルに見る、今回の特別版への期待

ニッカウヰスキーは、これまでも創業周年記念や蒸溜所記念などで、数々の限定ボトルをリリースしてきました。創業80周年記念ボトルや宮城峡蒸溜所50周年記念ボトルなどは、いずれも高い評価を受け、現在では入手困難なコレクターズアイテムとなっています。

近年では、実験的な試みに焦点を当てた「NIKKA DISCOVERYシリーズ」も毎年リリースされ、ウイスキーファンの注目を集めています。

今回の5種類の特別版は、ニッカの主力商品である余市、宮城峡、カフェモルト、カフェグレーン、そしてフロムザバレルという、まさにニッカの「顔」とも言えるラインナップです。

これらが90周年という特別な装いで、しかもノンチル・ノンカラーといった品質にこだわった仕様で登場するとなれば、過去の記念ボトル同様、あるいはそれ以上に高い希少価値を持ち、世界中のウイスキー愛好家やコレクター垂涎の的となることは間違いないでしょう。




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