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伝説のウイスキー「フェリントッシュ」、ブラックアイルで復活へ

伝説のウイスキー「フェリントッシュ」、ブラックアイルで復活へ

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スコットランド・ハイランド地方のブラックアイルで、かつて「伝説のスコッチ」として知られたフェリントッシュ(Ferintosh)のウイスキー生産を復活させる計画が進んでいます。

サステナブルな蒸溜所建設を手がけるオーガニック・アーキテクツ(Organic Architects)が、新たな蒸溜所、ビジターセンター、倉庫の建設申請をハイランド評議会に提出しました。承認されれば、最大30の雇用が生まれる見込みです。

フェリントッシュ——スコットランド最大のウイスキー産地だった歴史

フェリントッシュは、18世紀のスコットランド最大のウイスキー生産地として知られています。

1690年、ダンカン・フォーブス・オブ・カロデン(Duncan Forbes of Culloden)が国王から特別な免税特権を得たことで、他の蒸溜所よりも低コストでウイスキーを生産・販売できるようになり、年間約725,000リットル(1763年時点で約41,200ガロン)の生産規模にまで成長しました。

しかし、1786年にこの特権が撤廃されると、地域のウイスキー産業は急速に衰退し、蒸溜所は閉鎖に追い込まれました。その衰退を惜しんだ詩人ロバート・バーンズ(Robert Burns)は、彼の詩『Scotch Drink(スコッチ・ドリンク)』の中でフェリントッシュの消滅を嘆いています。

Thee Ferintosh! O sadly lost! Scotland, lament frae coast to coast!

(フェリントッシュよ!なんと悲しき喪失か!スコットランドの隅々まで悼もう!)

新蒸溜所の計画と環境への配慮

新たな蒸溜所は、ブラックアイルのマルチェイ・ファーム(Mulchaich Farm)周辺に建設が予定されています。

このプロジェクトは、フェリントッシュのウイスキーを現代に復活させると同時に、持続可能なウイスキー造りを目指すものです。

蒸溜所の設計を手がけるオーガニック・アーキテクツは、これまでにもリンドーズ・アビー蒸溜所やアードナムルッカン蒸溜所、ノックニーアン蒸溜所など、環境に配慮した蒸溜所の設計を手がけてきました。今回のプロジェクトでも、考古学者やHistoric Environment Scotlandと連携し、歴史的な遺産を守りながら建設を進める予定です。

オーツカ
オーガニック・アーキテクツはとってもスタイリッシュなデザインをすると思っています。どこもボトルやグッズもかわいいし、ブランドコンセプトがしっかりしてるんだろうなぁと思います。

この計画について、オーガニック・アーキテクツのディレクター、バリ・リード(Bari Reid)氏は次のようにコメントしています。

「フェリントッシュのウイスキー復活は、スコットランドにとって歴史的な出来事です。この蒸溜所は、ジャコバイトの反乱やハイランド・クリアランスといったブラックアイルの豊かな歴史を訪れる人々に伝える重要な役割も果たすでしょう」

住民の懸念と今後の展望

フェリントッシュのウイスキー復活は、地域経済の活性化にもつながると期待されていますが、一方で2023年に最初の計画が持ち上がった際には交通量の増加や地域の静寂が損なわれることを懸念する声も上がっていました。

それでも、持続可能な蒸溜所設計を手がけるオーガニック・アーキテクツがこのプロジェクトを主導することで、環境と調和した形での実現が期待されています。

フェリントッシュの復活がもたらすもの

もし計画が承認されれば、約240年の時を経てフェリントッシュのウイスキーが復活することになります。

かつてスコットランドのウイスキー産業を牽引したブランドが現代に蘇ることで、歴史と伝統を尊重しながら、新たなスコッチウイスキーのスタンダードを築く可能性があります。

スコットランドのウイスキー史に名を刻んだ「フェリントッシュ」の復活が実現するのか、今後の動向に注目が集まります。




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