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先日のグレンモーレンジィのハリソン・フォード広告が物議を醸しています

先日のグレンモーレンジィのハリソン・フォード広告が物議を醸しています

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スコットランドのハイランド地方で撮影されたグレンモーレンジィの新たな広告キャンペーン。

ハリソン・フォードが語るグレンモーレンジィの世界「Once Upon a Time in Scotland」

しかし、このユニークで遊び心のある映像に対し、一部スコットランドの人々から不満の声が上がっているようです。

その理由は、主演のハリソン・フォードが着用したキルトが、スコットランド製ではなく、イギリスのストリートブランド「パレス(Palace)」によってデザインされたものだったからのよう。

広告の内容とスコットランド職人の反応

この広告では、フォードがスコットランド文化を体験しながら、スコットランド特有の発音や習慣を学ぶ様子が描かれています。

その中で、彼がベッドの上に置かれたキルトを発見するシーンがあります。

手書きのメモには「パレスの友人たちより」と記されており、このキルトがスコットランド製ではなく、ロンドンを拠点とするスケートボードブランド「パレス」によるものだと分かります。

この選択に対し、スコットランドの伝統的なキルトメーカーたちは失望の声を上げています。

スコットランドのキルトメーカー「Daiglen of Scotland」のマネージングディレクター、イアン・ホーソーン氏は、「ウイスキーにはスコットランドの清らかな水が使われているのだから、キルトもスコットランド製であるべきだ」とコメントしました。

また、キルトメーカー「Glenisla Kilts」のジョン・カルバート氏も「このキルトを作る機会が欲しかった。声をかけてもらえなかったのは残念であり、正直、腹立たしい」と不満を表明。さらに、「スケートボードブランドとウイスキーって、そもそも親和性がないだろ」と、この選択に疑問を投げかけました。

クリエイター側の意図

今回の広告キャンペーンを手掛けたのは、オーストラリアの俳優・監督であるジョエル・エドガートン氏。

「ウイスキー業界の伝統的な広告スタイルを覆す、遊び心のあるユニークな映像を作りたかった」とコメントし、「型にはまらない自由な表現を目指し、ハリソン・フォードには即興演技も取り入れてもらった」と釈明しています。

グレンモーレンジィの広告は、伝統とモダンな感性を融合させた試みでしたが、スコットランドの職人たちにとっては「伝統を軽視した選択」と受け取られてしまったようです。ウイスキーとスコットランド文化の深い結びつきを考えると、地元のキルトメーカーを採用することがより良い選択だったのかもしれません。

オーツカ

スコットランドのシングルモルトは、伝統・職人技・格式といったイメージが強い飲み物。

一方で、スケートボードはストリートカルチャーに根ざした若者向けのアクティブなスポーツですから、こうした異なる文化を持つ2つの要素を組み合わせることに違和感を覚えたのかもしれませんね。




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