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ザ・グレンリベット、新シリーズ「グラウンドブレイカー・コレクション」を発表

ザ・グレンリベット、新シリーズ「グラウンドブレイカー・コレクション」を発表

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スペイサイドの名門、ザ・グレンリベットが新作シングルモルトシリーズ「グラウンドブレイカー・コレクション」を発表しました。

このシリーズは、グローバル旅行小売店(GTR)のみで購入可能な限定商品としてリリースされる予定です。

オーツカ
だいぶいかついネーミングですね。日本での販売は未定。でもしれっと輸入販売している店舗とかもあるので、期待しましょう。

第一弾となる「チャプター・ワン」は、ザ・グレンリベットにとって初めてとなる赤ワイン樽でのフィニッシュが施されたウイスキーです。

チャプター・ワンの特徴

「グラウンドブレイカー・コレクション」の「チャプター・ワン」は、マレーシア系中国人のコンテンポラリーアーティスト、レッド・ホン・イ(Red Hong Yi)とのコラボレーションで生まれました。

彼女は、「絵筆なしで絵を描く」アーティストとして、日常のオブジェや素材を絵画やアートインスタレーションに使用して、オブジェやイメージメイキングの理解を変えることで知られています。

彼女のアートワークはウイスキーのボトルデザインに反映されています。

彼女が好んで使う赤色が、ウイスキーの赤みを帯びたアンバーカラーにも反映されており、赤ワイン樽でのフィニッシュを象徴しています。

「グラウンドブレイカー・コレクション」の「チャプター・ワン」は、まずヨーロッパ産およびアメリカ産のオーク樽で熟成。その後一部の原酒がチャーしたアメリカンオーク樽とヨーロッパの赤ワイン樽で仕上げられました。

こうした独特の樽使いが、フルーティーかつスパイシーな複雑な味わいを生み出しています。

テイスティングノート

「チャプター・ワン」の味わいは、クリーミーなトフィーや甘いバニラがベースとなり、熟した洋ナシやベリーのコンポート、さらにドライフルーツが層をなして広がります。

ブルーベリーやカラメル、パイナップル、カスタード、バタースコッチ、スパイスといった多彩なフレーバーが楽しめるこのウイスキーは、ザ・グレンリベットならではのフルーティーでリッチな味わいが特徴です。

200年の伝統と革新の融合

ザ・グレンリベットの樽マスター、ケビン・バルムフォース氏は、「私たちは、シングルモルトウイスキーに新たな可能性を見出すために、他分野で活躍するクリエイターたちと協力しています。『グラウンドブレイカー・コレクション』は、200年にわたる伝統を守りつつ、新しいアイデアを積極的に取り入れることで、シングルモルトの革新を追求したシリーズです。」とコメントしています。

このコレクションは、ザ・グレンリベットが2024年に迎える創業200周年を記念するものでもあります。

同年には、蒸溜所史上最も古いシングルモルト「55年物」も発表され、こちらも話題を集めています。

販売情報と今後の展開

「グラウンドブレイカー・コレクション」の「チャプター・ワン」は、まずシンガポール・チャンギ空港で発売され、価格は約15,000円(US$100)。10月末までには、世界中の選ばれた免税店で販売が開始される予定です。

今後の『チャプター』は、旅先での経験や新しい視点から得たインスピレーションを反映し、世界中のアーティストとのコラボレーションを通じてシリーズを展開していく予定とのこと。




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