スコットランド・スカイ島のタリスカー蒸溜所が、30年熟成のシングルモルトウイスキーを限定リリースしました。
この特別なウイスキーは、タリスカーの真骨頂であるスモーキーさとペッパーの風味に加え、アロマティックでウッディなスタイルを持っています。
世界で2,610本のみの限定販売となります。
タリスカー30年のテイスティングノート
タリスカー30年は、アメリカンオークのリフィル樽で熟成。アルコール度数は49.5%。
2023年にカスクストレングスで瓶詰めされました。
香りには、新鮮な赤リンゴやストーンフルーツ、アロマティックな木のスパイス、バニラポッド、そしてほのかな甘さが広がります。
口に含むと、温かみのあるスモーク、そしてグリーンチリのような辛味があります。中盤からは穏やかな塩気が現れ、果樹園の果実や焚き火の残り火、甘いピーカンファッジの層が感じとれます。フィニッシュは、トフィーや海の煙が長く続く温かみのある余韻をもたらします。
ディアジオのシングルモルトスコッチウイスキーのシニアアンバサダーであるユアン・ガン氏は、
「タリスカー30年は、クラシックなタリスカーの要素を持ちながらも、新たな高みへと引き上げられています。
この最新リリースは、甘いスモークとピリッとしたペッパーのアクセントが魅力的で、エレガントで複雑な特徴を持っています」と語っています。
また、タリスカー30年は、2024年のサンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティションでダブルゴールドを受賞しており、その品質は高く評価されています。
価格は£1,300(約23万円)。現在はスコットランドの特定の小売店などで購入可能です。
タリスカー30年は、タリスカー蒸留所が昨年発表した45年熟成「グレイシャルエッジ」に続くリリースであり、タリスカーの幅広いラインアップの中でも比較的ハイレンジとなっています。