またまたグレンモーレンジィ蒸溜所から、新作リリースです。
ラインナップ中のプレミアムラインであるシグネットシリーズの最新作、「グレンモーレンジィ シグネット・リザーブ」が登場します。
ただでさえバリバリチョコレートな、既存のシグネットにさらなる熟成を加えるべく、ペドロ・ヒメネス(PX)シェリー樽で仕上げられました。
シグネットの誕生と進化
グレンモーレンジィ シグネットは、2008年にビル・ラムスデン氏の手によって作り出されました。
彼が好むというジャマイカ産ブルーマウンテンコーヒーの味わいからインスピレーションを得たという、深い熟成感とリッチな風味を持つグレンモーレンジィです。
ミルキーで重厚感のある低いトーン。濃厚なバニラとチョコレート。
特別に焙煎された大麦麦芽を使用し、バーボン樽、シェリー樽、そしてヴァージンオーク樽で熟成されています。年に一度の製造期間中、蒸溜所は全ての他の生産を中断し、シグネットの製造に専念するというこだわりのボトルでした。
シグネット・リザーブの特長
新たにリリースされるシグネット・リザーブは、既存のシグネットをさらにPXシェリー樽で熟成させることで、より深みのある味わいを実現しました。アルコール度数は46%でボトリング。価格は£345(約65,000円)です。
ラムスデン氏は、シグネット・リザーブについて次のように語っています。
「多くの年月をかけて、グレンモーレンジィのフレーバープロファイルのダークサイドを探求してきました。今回は淹れたてのコーヒーのフレーバーからインスピレーションを得て、最高のシグネットが誕生したと思います。今回、ペドロ・ヒメネスシェリー樽でさらに熟成させることで、シグネットの特徴的なスタイルを一層深めました。」
テイスティングノート
シグネット・リザーブは、その風味の豊かさが特徴です。
ダークチョコレートのスポンジケーキ、エスプレッソ、ヘーゼルナッツクリーム、オレンジの皮、マスコバド糖などの香りが広がり、口に含むと、チョコレートトリュフ、トフィー、トリークル、ファッジ、トルココーヒー、トーストしたシナモン、オレンジオイル、柑橘類、ミルクチョコレートレーズン、ラズベリーなどの複雑な風味が楽しめます。
入手方法
グレンモーレンジィ蒸溜所のウェブサイト、ロンドン・ヒースロー空港ターミナル2のグレンモーレンジィブティック、そして一部の専門店で購入可能です。
現行シグネットをまだの未飲の方はぜひ予習しておいたほうがいいと思います。