昨年10月に情報が出ていたアードベッグの「ユニコーンテイル」が発売です。
アンソロジーコレクションは、アードベッグのクラシックな特徴と実験的な樽のストックを組み合わせ、独特なフレーバーのシングルモルトをリリースするシリーズ。これらのウイスキーの「ハイブリッド」スタイルに敬意を表して、それぞれの名称とパッケージは、アイラ島の神話上の生物にインスパイアされています。
アードベッグアンソロジー ユニコーンテイルの香りと味わい
アードベッグアンソロジー ユニコーンテイルは、マデイラ樽とバーボン樽を使用した14年熟成のシングルモルト。
バナナブレッド、シロップのスポンジプディング、トリークル、燃えるシダーウッド、トロピカルフルーツ、ユーカリオイル、ソフトなアロマティックスモークの香りが特徴です。味わいには、ライム、ピーチ、スモークフルーツ、ベイクドブレッド、消毒用トローチ、クレオソート、アニス、バーレイ、ナツメグ、ピートスモークが含まれています。
アードベッグのウイスキークリエーションディレクター、ビル・ラムズデン博士は今回のリリースについて次のようにコメントしています。
「アードベッグはハウススタイルであるスモーキーな味わいを、新フレーバーの世界へと導くために実験を繰り返しています。
しばらく前に、あまり蒸溜所では使用することのない樽でアードベッグを熟成させ、甘くてスモーキーな『ハイブリッド』を作ることを試みました。そしてアンソロジーコレクションが誕生したのです。
アードベッグアンソロジー ユニコーンテイルはこのシリーズの第二弾で、バーボン樽で熟成されたクラシックなアードベッグと、甘いマデイラワイン樽で終始熟成された原酒を組み合わせて作られました。
その結果、バナナブレッドやトロピカルフルーツのノートがあふれるウイスキーが誕生し、アードベッグの特徴的なカンファー、ライムの皮、ウッドスモークのフレーバーと融合しています。この14年ものウイスキーは、一見甘く見えるかもしれませんが、そのスモーキーな一面を見逃すことはできません。」
アードベッグアンソロジー ユニコーンテイルは今月末から専門店で購入可能で、希望小売価格は130ポンド(約26,000円)です。