ブローラ、ローズバンク、ポートエレン、次々と復活する伝説的な蒸溜所。
そして今回、エディンバラを拠点とするAceo Spirits社が、フォレスにあるダラス・デュー蒸溜所の再開計画を発表しました。
1983年に閉鎖したダラス・デューですが、最先端のビジターアトラクションとして生まれ変わります。
Aceo社はダラス・デューの歴史的遺産を守りながら、持続可能な技術を取り入れることに注力するとのことです。
目標は、スコッチウイスキーの魅力を讃え、伝統と歴史を祝う場所を作り上げること。
再開プロジェクトでは、地域社会への貢献と環境への配慮が最重視されています。環境への影響を最小限に抑え、現地の生態系を保護する計画も進行中のようです。このあたりのサスティナビリティは昨今の蒸留所では当たり前になりました。
Aceo社は25年間にわたりスコッチウイスキー業界で活躍し、受賞歴のあるマーレイ・マクダビッドなどのブランドを手掛けています。
Aceo社のマネージングディレクター、エドワード・オディム氏は、「私たちのビジョンは、ダラス・デューをスコットランドの代表的なウイスキー蒸溜所の一つにすることです。訪問者にウイスキー作りを間近で体験できるユニークな機会を提供したい」と述べています。
さらに、「プロジェクトの一環として、地元の組織と協力してアート展示会やワークショップ、コンサートなどのイベントを開催し、地域社会の中心として機能する場所を目指しています。Aceo社の投資により、ダラス・デュー蒸溜所は雇用を創出し、観光と地域経済の活性化に寄与するでしょう」と続けました。
1986年以降、ダラス・デュー蒸溜所はウイスキー博物館として運営されてきましたが、今回の再開で新たな章が始まります。
いやー楽しみですね！
Aceo Spiritsはマーレイ・マクダヴィッドをはじめ、グレンクーパーやスモーキースコットなどを作っている会社ですね！
クオリティはとても高いので、知らない人はぜひチェックしてみてね。