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ベンベキュラ蒸溜所、130年前のレシピを復活させ初のスピリットを生成

ベンベキュラ蒸溜所、130年前のレシピを復活させ初のスピリットを生成

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アンガス・マクミランが創設した新しいアウターヘブリディーズの蒸溜所、ベンベキュラ蒸溜所で初のスピリットが生み出されました。

蒸溜所は、スコットランド本土の西海岸沖、ヘブリディーズ諸島のノース・ウイスト島とサウス・ウイスト島の間に位置するベンベキュラ島の北端、グラムズデールにある、廃業したサーモン養殖場の跡地に建設されています。

灯台の形をしたガラス張りの増築部分に、銅製のポットスチルが設置されているのが特徴的。

マクミラン氏は、地元の建設業者マッキネス・ブラザーズをメインの施工業者として起用し、蒸溜設備もハイランド地方や周辺の島々から調達しました。

ウイスキーの原料となる大麦は、地元で栽培されたものを使用するようです。また、地元産のピートやヒースも使用されています。

歴史と現代の融合

マクミラン氏は、19世紀の著名な蒸溜史家アルフレッド・バーナードの著作を研究し、130年前のレシピを発見。このレシピを基に、マスターディスティラーのブレンダン・マッキャロン氏と協力して、独自のシングルモルトウイスキーを復活させました。マッキャロン氏は、以前はグレンモーレンジ社で熟成ウイスキーの責任者を務めており、20年以上のキャリアを持つ蒸留のエキスパートです。また、オーバン蒸溜所のマネージャーや、ブナハーブン、ディーンストン、トバモリー蒸溜所などのブランドを擁するディステル社のマスターディスティラーも務めました。

特徴と将来の展望

ベンベキュラ蒸溜所のスピリットは、軽度から中程度のピートを使った麦芽大麦を用いることで、スモーキーな香りと共にフルーティーでフローラルなノートを引き立たせています。さらに、毎年特別なバッチとして、ヒースで燻製したベアバーレイも生産される予定です。この技術は島の伝統に根ざしながらも革新的なアプローチを取り入れています。

蒸溜所では、年間約35万リットルのウイスキーが生産され、バーボン樽やシェリー樽で熟成されます。また、ベンベキュラジンや独自のラム酒の生産も計画されています。

地元への貢献

マクミラン氏は「ベンベキュラ蒸溜所で初のスピリットが流れるのを見られて本当に素晴らしい。ベンベキュラの独自性を捉えたシングルモルトウイスキーを生産することで、地域社会を支え、新しい熟練した職を創出できることを誇りに思います」と述べています。

ベンベキュラ蒸溜所は、地元の文化や伝統を大切にしながら、現代の技術を駆使してユニークなウイスキーを提供することを目指しています。




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