2022年の夏に取り上げたこちらのニュース。
ついに進展がありました。
イアンマクロードディスティラーズとザ・アイラ・ボーイズが、アイラ島に設立予定の新蒸溜所「ラガン・ベイ」。
2019年頃から建設の噂がありましたが、2022年にアーガイル・アンド・ビュート評議会の承認を受け、現在建設中であり、2025年のオープンを予定していると発表しました。
蒸溜所の敷地は2ヘクタールにわたり、アイラ空港の向かいに位置しています。アイラで最も長いビーチであるラガンベイのビッグストランドから1マイル以内のエリアです。このビーチの名前が蒸溜所の名前の由来となっています。
一翼を担うのは、クラフトブルワリー、アイラ・ボーイズ
「ラガン・ベイ蒸溜所」の一翼を担うのは、アイラ・ボーイズ。
アイラ・ボーイズは、2016年にマッカイ・スミスとドナルド・マッケンジーによって設立された独立系スコッチウイスキーボトリング会社。彼らは2018年にアイラ・エールズ・コー・リミテッドを買収した人気のブルワリーでもあります。
ラガンベイ蒸溜所は、持続可能性を重視しており、液体廃棄物を管理し、野生生物の避難所となる専用の湿地帯を設ける予定です。
イアンマクロードの計画
イアンマクロードディスティラーズは、グレンゴイン、ダムデュー、そしてまもなく再オープンするローズバンク蒸溜所を所有しており、ラガン・ベイ蒸溜所に対しても野心的な計画を持っています。
イアンマクロードディスティラーズのマネージングディレクターであるレオナルド・ラッセル氏は、次のようにコメントしています。
「私の友人であるザ・アイラ・ボーイズとパートナーシップを組んでラガンベイ蒸溜所を建設することに大変喜びを感じています。これは非常にエキサイティングなプロジェクトであり、10年以内に新しいアイラシングルモルトを提供できることを楽しみにしています。」
同社もアイラ・エナジー・トラストおよびスコティッシュ・パワーと提携し、再生可能エネルギーのオプションを探求しており、グリーンフレームエネルギーを導入して炭素排出量の削減に取り組んでいます。
ラガン・ベイ蒸溜所は、伝統と革新を融合し、アイラの新たな名所となることを目指すとのこと。楽しみですね。
ちなみに先日取り上げたアードナッホ―の第一弾も5月末には販売されると思います。
5年と思えない味わいで、びっくりします。
ちょっとアイラ島の南側の味わいというか、ラガヴーリンっぽい味なんですよ!将来期待大。
これは大化けする可能性があるので、間違いなく飲むべき。