2022年6月から終売していたI.W.ハーパー12年が再発売されるようです。
長期熟成原酒の確保が困難となり、安定的な供給の見通しがつかず、さらにはコロナの影響もあって、終売に追い込まれたハーパー12年。
原酒確保に見通しがついたとディアジオが発表しました。
I.W.ハーパー12年の歴史
「I.W.ハーパー」は、ドイツからの移民であるアイザック・ウォルフ・バーンハイムが創設しました。彼のイニシャル「I.W.」と親友フランク・ハーパーの名前を冠して1877年に誕生しました。
バーボンの熟成は通常4年~6年が最良とされていましたが、1961年に発売された「I.W.ハーパー12年」はその常識を覆す画期的なバーボンでした。このバーボンがきっかけとなり、各社でプレミアムバーボンが造られるようになりました。
I.W.ハーパー12年の魅力
I.W.ハーパー12年の魅力は、その熟成感とスムースな味わい。
飲みやすい高級バーボンウイスキーとして、多くの人を魅了してきました。
香りはメープルシロップを染み込ませたオーク、いちごジャム、完熟バナナ、シナモン。
味わいはオークから流れ出るメープルシロップ、キャラメル、黒糖入りのバナナジュース、余韻は苺ジャムをかけたオーク。
12年という長い熟成期間を経て宿った複雑な風味を堪能できる素晴らしいボトル。
最新の再販情報
再販されるI.W.ハーパー12年は以下の情報で発売予定です。
- 価格:¥9,700(税込)
- 発売日:2024年7月23日予定
I.W.ハーパー12年が再び市場に戻ってくることで、長い間ファンであった方々にとってうれしいニュースですね。
今、価格が高騰しているので、買うのは7月まで待ったほうがいいかもですね。