最近パッケージをリニューアルし、非常に好調のグレングラッサ蒸溜所が、新しく「サーペンタイン・コースタル・カスク・コレクション」を発表します。
このコレクションは、単一の樽からボトリングされ、個別に番号付けされているシングルカスクボトル。3本がリリースされ、各ボトルは最短でも48年以上の熟成を経ている超熟成品です。
このコレクションの名前は、蒸溜所を取り囲む崖に存在するという、貴重なサーペンタイン(蛇紋岩)の大理石に由来しています。
グレングラッサ サーペンタイン コースタル・カスク・コレクション 48年
アルコール度数46.1%。
1974年5月28日に蒸留され、アレアティコ赤ワインバリックで熟成されたシングルモルトスコッチウイスキーです。
グレングラッサ サーペンタイン コースタル・カスク・コレクション 49年
アルコール度数42.1%。
1973年11月9日に蒸留され、バーボンバレルで熟成されたシングルモルトスコッチウイスキーです。
グレングラッサ サーペンタイン コースタル・カスク・コレクション 51年
アルコール度数44.2%。
1972年10月25日に蒸留され、オロロソシェリーパンチョンで熟成されたシングルモルトスコッチウイスキーです。
グレングラッサ蒸溜所のマスターブレンダー、レイチェル・バリー氏は、
「この貴重なウイスキーは1970年代に樽に入れられたものです。このウイスキーは、長い時間をかけて自然な色合いと素晴らしい味わいを育ててきました。海辺でこれほど長く熟成された樽は珍しく、サンデンド湾を見下ろす倉庫で50年以上大切に保管してきました。これらの樽からは、蒸溜所が閉鎖される前のウイスキー製造の特徴を伝え、他にはない貴重な時の一片を感じさせます。」
「グレングラッサ サーペンタイン・コースタル・カスク・コレクション」の48年物、49年物、51年物は、シンガポールで販売が開始されており、今春から世界中で販売が予定される予定です。
それぞれの推奨小売価格は£7,500(約141万円)、£8,300(約156万円)、£10,600(約200万円)です。後続のリリースは今年後半に発表される予定です。
日本ではなかなか長期熟成品にお目にかかる機会はないですが、いつか飲んでみたいですね。