昨年8月にボトリングされたとされる「グレンモーレンジィ12年カルヴァドス・カスク・フィニッシュ」がついにリリースです!
スコットランドのハイランド地方にあるグレンモーレンジィ蒸溜所から、最新のバレルセレクトシリーズとして、初のカルヴァドス樽熟成ウイスキーが誕生です。
12年熟成のシングルモルトウイスキーで、やわらかな果実味と、かぐわしい花の香りが特徴のウイスキーに仕上がりました。
カルヴァドスならではの柔らかな果樹園のノートを付与する樽を選抜したとのことです。
グレンモーレンジのバレルセレクトシリーズは、異なる樽で熟成することによる生まれる、様々な風味や味わいを探求しており、これまでにアモンティリャード樽やコニャック樽で熟成させたウイスキーがリリースされてきました。
日本では昨年5月にパロ・コルタドフィニッシュがリリースされました。
グレンモーレンジィとカルヴァドス樽の交錯やいかに
カルヴァドス樽を使用した、新たな試みにより、焼き梨、バニラ、ジャスミンの香りが絡み合い、トフィーアップル、レモンバーム、スパイスの味わいがグレンモーレンジィに付与されました。
ディレクターのビル・ラムズデン博士は、「グレンモーレンジィでは、美味しいウイスキーを創造するための実験を常に行っています。カルヴァドス樽はグレンモーレンジィでは初めて使われたため、そのエレガントな果樹園のノートが、当社の受賞歴のあるフルーティーなスタイルをどのように補完するか興味深かったです」と述べています。
正確には、最初にアメリカ産バーボン樽とスペイン産オロロソシェリー樽で熟成された後、ノルマンディー産のカルヴァドスを使用した樽で10ヶ月間仕上げられています。現在、イギリスでglenmorangie.comのウェブサイトにて独占的に販売されており、価格は75ポンド(約14,000円)となっています。