スコットランド・ローランド地方にある、小規模ながら注目度の高いロッホリー蒸溜所。
近い将来、同蒸溜所で最も古い5年熟成のウイスキー「Lochlea 5年」を市場に投入する予定。ロッホリーは、元ラフロイグ蒸溜所マネージャー、ジョン・キャンベル氏が率いており、その品質には高い期待が寄せられています。
ラベルを見る限り、この「Lochlea 5年」は、アルコール度数50%。2018年8月の蒸溜所最初の樽詰めされた2つの樽の原酒が含まれているとのこと。
テイスティングノートには、赤ブドウ、レーズン、レモンのゼストに始まり、キャンディー化した洋梨のケーキ、そしてフィニッシュには黒胡椒とバラの花が感じられると記載されています。
ローランドモルトでローズの味わいって表現、結構好きな方が多い印象です。
ロッホリー蒸留所
スコットランドの国民的詩人ロバート・バーンズが18世紀後半に所有していた農場の土地を、2006年ニール・マッギオーク氏が購入し、創業した、家族経営の蒸溜所です。
農場で大麦麦芽の研究の後、2017年より蒸溜所の建設が始まり、翌年蒸溜が開始されました。100%自社栽培の大麦から丁寧にシングルモルトウイスキーをつくっています。
蒸溜所のマネージャーにはアードベッグ、ブルックラディ、キルホーマン等で30年以上の経験を持つマルコム・レニー氏が就任しており、100%自社栽培の大麦から丁寧にシングルモルトウイスキーを造っています。
年間生産量は20万リットルと小規模の蒸溜所です。ウイスキーマガジン主催のアイコンズ・オブ・ウイスキー・スコットランド2023にて、 「シングルエステート オブ ザ イヤー2023」に輝いた経歴があります。
日本でもちょっと話題になったブランドで、知る人ぞ知る蒸溜所でもあります。