ティーリングはバカルディ・ブランドになることが決まりそうです。
ザ・スピリッツ・ビジネス誌の報道によると、バカルディは6年前からアイルランドダブリンにあるティーリング蒸留所の少数株主でしたが、このたび過半数の株式を取得し、ティーリング・ウイスキー・ブランドの事実上のオーナーとなりました。
これでバカルディはアイリッシュ・ウイスキーを1つ(そして唯一の)製品ポートフォリオに加えることになりました。
蒸留所の創設者であるジャック・ティーリングとスティーブン・ティーリング夫妻は、続投。引き続き株式の一部を保有し、日常業務を担当します。
ドイツ、オーストリア、イギリス、オランダにおける販売は1月1日から、スウェーデンでは2024年2月、ベルギーでは3月から引継ぎが開始されます。
バカルディのイグナシオ・デル・バジェ氏は以下のようにコメントしました。
「ティーリング家が私たちに信頼を寄せ、私たちの専門知識、資源、ネットワークを活用して、この素晴らしいウイスキーシリーズをより多くの消費者の皆様に楽しんでいただくという大胆な決断をされたことを理解しています。バカルディはティーリングを次のレベルに引き上げ、ジャックとスティーブンと共に、クラフトマンシップと品質に対するブランドの評判を高め、将来の成功の原動力とします」。