待望のキルホーマン16年がグローバルリリースです。
キルホーマン16年は、これまでに22年初夏にプライベート・カスク・リリースとして197本。2022年のアイラフェス用に900本、2023年用に607本(こちらはショップ限定)が発売されています。
キルホーマン16年はアルコール度数50%。フェノール値50ppmのシングルモルト・スコッチ・ウイスキーで、主にバーボン樽を使用した21樽と、わずかにオロロソ・シェリー樽を使用した原酒を組み合わせてつくられています。
キルホーマン創業者のアンソニー・ウィルズとプロダクション・マネージャーのロビン・ビグナルは、この数年間、これらの初期の樽を注意深く観察し、ヴァッティングしてキルホーマン16年をリリースするタイミングを待っていました。
キルホーマン16年の香りと味わい
香り:クリーミーな柑橘系の甘みと、煮詰めたリンゴ、洋ナシ、プラム、ナツメグの層が重なり合う。
味わい:華やかなスパイス、フレッシュなバニラ、トロピカルフルーツと燻したピートスモークの見事なバランス。
フィニッシュ:ドライマンゴーとアプリコットにバーベキューのスモーク、そして口の中をコーティングするハチミツの甘さが続く。
キルホーマン16年は、今月下旬より世界中の専門小売店にて発売予定。希望小売価格は未定。
日本ではかなり争奪戦になりそうな予感。
アンソニー・ウィルス氏が新しいキルホーマン16年とこの特別なボトリングに至るまでの蒸留所の道のりを映像で紹介しています。
ウィルス氏は、この発売について次のようにコメントしています。
「これは蒸留所にとって画期的なリリースであり、16年熟成の世界最古のボトリングです。世界中のキルホーマンファンにこの素晴らしいウイスキーを味わっていただき、私たちのシングルモルトの進化した個性を体験していただけることを楽しみにしています。」