毎年限定品をリリースするターキーですが、今回は3世代のコラボ商品です。
「ワイルドターキー・ジェネレーションズ」は、100年以上にわたるウイスキーづくりの経験を持つ、ラッセル家3世代による初のコラボレーションバーボン。
ラッセル家のジミー、エディ、ブルースは、ワイルドターキー蒸溜所の倉庫から9年、12年、14年、15年のバーボンを選び、このジェネレーションズをつくりあげました。こういう家族コラボは初めてだとか。
ジミー・ラッセル氏は1954年からワイルドターキー蒸溜所で働き始めました。世界のスピリッツ業界で最も長くマスターディスティラーを務めている一人です。2001年にはケンタッキー・バーボンの殿堂入りを果たし、2010年には、彼から技術を学んだ息子のエディ氏がこの栄誉を授与しています。
当初はワイルドターキーのアンバサダーとして働いていたブルース・ラッセル氏は、最近アソシエイトブレンダーに任命され、一族の伝統を受け継いでいます。彼にとってこのウイスキーは、ブランドの歴史に名を残す最初の機会となりました。
3人はそれぞれ、個人的な好みから樽を選んだようです。
ブルース氏は力強い12年熟成バーボン、エディ氏は蜂蜜とバニラの風味が豊かなソフトな14年、15年熟成バーボン、ジミー氏はクラシックなワイルドターキーの特徴を備えた9年熟成バーボン。
ワイルドターキー・ジェネレーションズは、バニラ、キャラメル、ダークチェリーの甘い香りに、ペッパーと熟成したオークの温かみのある香り、そして焼きリンゴ、トフィー、クローブを思わせるフローラルでスパイシーな香りが続くそうです。フィニッシュは “ダークフルーツとベーキングスパイス” に甘いトフィーとオークのニュアンスがあります。
このウイスキーは120.8プルーフ/60.4%volでボトリングされ、アメリカでは5000本のみ販売されるようです。
希望小売価格は450ドルとなっています。