1997年にリリースされたアードベッグ17年を「ノート・バイ・ノート」で再現した「アードベッグ17年コミッティ・エクスクルーシブ」のリリースが明らかになりました。
ラベル裏面には
25年以上前、1997年にリリースされた17年のピート香は、アードベッグの未来を切り開いたパイオニアだった。コミッティからも愛され、再開後に蒸溜所の門を叩いた最初のボトルのひとつである。そして今、この伝説的なボトルは、かつてのプロフィールを一音一音なぞりながら、再び蒸留所を後にする。リニューアルされた17年は、以前と同じように特別な存在となって帰ってくる。
と記載されています。
アードベッグ17年コミッティ・エクスクルーシブの香りと味わい
「アードベッグ17年コミッティ・エクスクルーシブ」の公式テイスティングノートは以下。
新鮮な松脂、麦芽とトーストしたパンの魅惑的なアロマが口に広がる。
ココアパウダーとカフェラテの繊細なノートが、オークのスモークと噛みごたえのあるアニシード・タフィーのヒントとともに舞い上がる。
非常に長いピート香がフィナーレに訪れる。
ラベルを見る限り、オリジナル・リリースと同様にアルコール度数40%でボトリングされるようで、ラベルのどこにも冷却ろ過の記載はありません。
限定版のような派手なラベルや幻想的なストーリーはなく、かなり地味な印象です。だからこそ期待が高まる。
1980年代から1990年代半ばまで、ハイラム・ウォーカー社の経営下で厳しい時期を過ごしたアードベッグ。
1997年にグレンモーレンジィ社が買収し、復活の狼煙をあげました。
あの伝説の年へのオマージュ品。どんな作品に仕上がっているか楽しみですね。