世界第2位のバーボンウイスキー生産量を誇るヘブンヒル・ディスティラリーが、1,000万樽目のバーボンを製造しました。
同社は新蒸溜所「ヘブンヒル・スプリングス」の開設から、わずか1年余りという短期間でこの目標に到達しました。
ヘブンヒルは1935年にマックス・シャピラ会長の父親と4人の叔父、そしてバーズタウン地域の投資家グループによって設立されました。そして、長い歴史を経て、エヴァン・ウィリアムズ、エライジャ・クレイグ、ヘンリー・マッケンナといった、日本でも高く評価されるブランドを展開しています。
今回製造された1,000万樽目のバーボンは、歴史ある熟成庫【リックハウスY】で熟成され、他の記念すべき樽と共に展示される予定です。
共同社長のアラン・ラッツ氏は、「これはヘブンヒルにとって記念すべき出来事であり、長年にわたる蒸溜の技術と努力の結晶です。このマイルストーンは、従業員の献身的な取り組みを強調し、当社のブランドが消費者の心の中でいかに愛されているかを示しています。」と述べています。
さらに、同社の新しい蒸溜所は、2024年末までに操業開始を予定しています。
初期の生産能力は年間15万バレルで、将来的には年間45万バレルまで増強する可能性があります。
