吉野杉を使った珍しいウイスキーをリリースしているKAMIKI DRINKS。
すげえうさん臭かったので4年前くらいに電凸したりもしましたが、最近では様々な賞も受賞しているようで、評価が高いメーカーです。
謎に包まれた「神息(かみき)ウイスキー」について調査しています。
はたして日本で買えるのか。
公式サイトから取材申し込みをしましたが、フォームのUIが微妙すぎてメールが届いているのかどうかもわからぬ。ぐぬぬ(´ω`)
ただ、製造会社は突き止めた。
恐らくここ。https://t.co/9ZQ9XRTvMw https://t.co/GJ8Y5E0f3p— オーツカ (@BARREL365) June 4, 2019
そんなKamiki Drinks社が、アメリカンシングルモルトウイスキー「Oakpacker」を発表しました。
なんと「世界初の空気収穫水融合ウイスキー」です。
46%に加水調整されたボトルなのですが、加水用に空気から収穫した水を使用しています。
空気から水の収穫する実験は、カリフォルニアなどで行われています。
金属有機構造体(Metal-Organic Framework:MOF)と呼ばれる多孔質材料を用いた「Water Harvester(水収穫機)」で砂漠の空気から水を高い収率で搾り取れることが実証されています。
詳細はこのあたりを。
かといって、これがおいしさに寄与するかというと疑問ですねぇ。
神息(kamiki)はマーケティングで売ってきたイメージがあるので、地球にやさしいエコマーケティングで勝負してるってことなのかな?
以下はKamiki Drinks社のプレスリリースです。
「OAKPACKER」アメリカンシングルモルトウイスキー
Kamiki Drinks社は「OAKPACKER」、画期的な「世界初の空気収穫水融合ウイスキー」を発表します。
「OAKPACKER」ウイスキーのユニークな風味は、樽の材料となるオークの木の成長を助けるリスのおかげです。このリスに敬意を表し、OAKPACKERはこの名前をつけることで、リスの貢献を受け入れています。
オークパッカーは、厳選された最高級のアメリカンシングルモルトウイスキーだけを提供し、卓越した味わい、香り、複雑性を保証します。
純度を保つため、オークパッカーは空気で収穫された水のみを使用し、従来の水源への依存を減らし、持続可能性を促進します。この革新的なプロセスにより、オークパッカーは「世界初のエアハーベスティング・ウォーター・フューズド・ウイスキー」となっています。
環境へのポジティブな影響をサポートする高品質のスピリッツとして、OakPackerをお選びください。ABV 46%で、当初は米国市場で発売され、年間を通して他の市場でも発売される予定です。