「碧Ao」や「季Toki」など世界に多くのブレンデッドウイスキーを輩出しているサントリーブランド。
このたびビーム・サントリーから新ブレンデッドスコッチウイスキー「アードレイ」が発売されます。
世界中から「ラフロイグとボウモアのオーナーが新しいスコッチウイスキーをブレンドした!」と注目されています。
ジャパニーズウイスキー100周年に敬意を表した作品
「アードレイ」のテーマは「日本のブレンデッドスコッチウイスキーのすばらしさを讃え、新しい解釈を提示する」こと。
100年前、サントリー創業者の鳥井信治郎が思い描いた「日本人の繊細な味覚に合う、複雑で洗練された味わいのウイスキー」をつくろうと、その伝統の味わいからインスピレーションを得ています。
サントリーによると、チーフブレンダーのカルム・フレーザー氏を中心としたブレンディングチームは、アードレイの最終的な組み合わせを決定するまで、約200種類のグレーンウイスキーとモルトウイスキーの組み合わせを試したそうです。
使用されているキーモルトは明らかになっていませんが、ビームサントリーが所有する数々のスコットランド蒸溜所(ボウモア、グレンギリー、ラフロイグ、オーヘントッシャン、アードモア)と、パートナーであるエドリントン社の蒸溜所(ザ・マッカラン、グレンロセス、ハイランド・パーク)からウイスキーを調達したとの見解を明らかにしています。
アードレイは、チルフィルタリングなしで48%ABVで瓶詰めされています。
ボトルにはリリース年が記され、アーティストのリア・メリアによるアートワークが施されています。
ブレンディングを担当したフレーザー氏は次のように語っています。
「アードレイを創るために、スコッチウイスキーが提供できる最高の原酒を用意しました。
そこにサントリーブレンディングチームの才能を組み合わせて、新鮮でエキサイティングなものを作り出したという自負があります。
スコットランドのメジャー蒸溜所からモルトウイスキーとグレーンウイスキーを調達するために多大な時間と労力を費やしました。
そして、何百ものブレンドを探索し、アードレイの多層的なフレーバーの最適なバランスを実現することができました。
アードレイの風味は独特で、豊かで複雑なハーモニーを奏でます。」
アードレイの香りと味わい
リンゴ、洋ナシ、プラム、スモーク、オレガノ、そしてマンダリンオレンジ。
マイルドで、やさしく、花のような香りと、シトラスのような柑橘感も持っています。
リッチでシルキーな口当たり。バニラカスタードのようなクリーミーさと、他に類を見ない長い余韻を持っています。
現在「アードレイ」は、ロンドン、上海、ロサンゼルス、ニューヨークび4都市のみで発売されています。
今後は、他のグローバルマーケットでもリリースされる予定です。
楽しみです。