2027年までにバランタインの40年熟成品が5つ発売されることが発表されました。
2027年はバランタインブランド創立200周年。
マスターブレンダーを務めたのジャック・ゴーディ氏とサンディ・ハイスロップ氏に敬意を表し、40年物のマスタークラス・コレクションが5つリリースされる予定です。
受け継がれるマスターブレンダーの系譜
バランタインマスタークラス・コレクションは、マスターブレンダーであるジャック・ゴーディ氏(1959年~1994年在任)と、彼の弟子であり後にマスターブレンダーとなるサンディ・ハイスロップ氏が磨いた5つの「基軸となるスキル」に敬意を表しています。
コレクションに使用される原酒は、ゴーディ氏が仕込んだ樽から取られ、そのうちのいくつかは閉鎖蒸溜所のもので、ハイスロップ氏がブレンドしています。
コレクションの最初のリリースは「ザ・リメンバリング」。
ハイスロップ氏が2023年にウイスキー業界40周年を迎えることを記念しています。
伝統的なコフィースチルが使われていたダンバートン蒸溜所(現在は閉鎖)の原酒が含まれており、アメリカンオークの樽で熟成されています。
バランタインからの公式テイスティングノートによると、赤リンゴ、クローブ、トフィーのアロマが特徴的であるとのことです。
ハイスロップ氏は次のように語っています。
「ジャックと共に過ごした倉庫での日々を思い出しながら、非常に特別で感慨深いコレクションに取り組んでいます。ジャックがこれらのウイスキーを試飲したという事実は特別な意味を持っており、この最初のチャプターはバランタインの特徴的な性格と、私自身の指導やインスピレーションに捧げるものです。私がジャックから学んだ教訓は、今では私自身のチームにも伝えていますし、今後も引き続き伝えられていくでしょう。」
「ザ・リメンバリング」は、個別にナンバリングされたボトルに入れられ、手作業でデコレーションされた後に梱包されます。
ボトルには、スコットランドのアーティスト、キーラ・マッコラム氏による3Dペーパーアートで飾られたプレゼンテーションボックスに収められています。また、ブロックチェーンを支えるワインとスピリッツの市場、BlockBarとの提携により、バランタイン初のNFTリリースとなります。
バランタインの40年物マスタークラス・コレクション「ザ・リメンバリング」は、2023年4月下旬に発売されます。
わずか108本が生産され、そのうち27本が世界の免税店で販売される予定。
マスタークラス・コレクションは、2027年にバランタインの創立200周年を迎えるまでに定期的にリリースされる予定です。
たしか100本限定で毎年出ていましたね。販売価格は100万円くらいだったような。
もう売り切れていると思うけど、こんなやつです↓