カンパリグループは、アメリカのケンタッキー州にあるワイルドターキーの第二蒸溜所を開設するために1億6100万ドルを投資する予定です。
新蒸溜所はローレンスバーグの既存のワイルドターキー蒸溜所の隣に位置し、その生産能力は
年間900万プルーフガロン→1400万プルーフガロンへ上昇する見込みです。
さらに、このプロジェクトでは、廃棄物処理の出力を現行の2倍にするために、ドライハウスプロセスの拡大を行います。
2009年にカンパリがワイルドターキーを買収して以来、運用と拡張投資は3億ドル以上に上ると言われているので、とてつもない資本力ですね。
新蒸溜所はは2023年10月に着工、2025年7月末までに完成する予定です。
カンパリアメリカ・カナダのマネージングディレクター、ウーゴ・フィオレンツォ氏は
「この重要な投資を発表できることを嬉しく思います。
ケンタッキー経済開発局および地元当局からの支援に感謝します」と、述べました。
さらに
「カンパリグループがワイルドターキー蒸溜所を取得した2009年以降、バーボンカテゴリに大幅に投資しています。これはアペリティフのポートフォリオに次ぐカンパリグループの第二の主要部門となっています。」
「この拡張プロジェクトでワイルドターキーとラッセルズ・リザーブのフランチャイズを、アメリカだけでなく国際的にも引き続き成長させることができます。」
と述べました。
新蒸溜所では、31人の新しい雇用を生むようです。
昨年は、ケンタッキー州のスピリッツ産業が過去最高に上り、なんと21億ドルの新たな投資が行われ、700人以上の正社員雇用を生み出しました。
カンパリグループは、世界で6番目に大きいスピリッツ会社ですし、ワイルドターキーは、世界で6番目に大きいアメリカンウイスキー蒸溜所です。
カンパリグループのCEOは、アメリカンウイスキーでのさらなる買収に前向きとのことなので、この状況は続くと思われます。
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こないだウィルダネストレイル蒸溜所の70%の株式を取得したばかりのカンパリグループ。
その半年後にこのニュースとは、、、、。バーボンウイスキーはかなりの勝ち筋なんでしょうね。だいぶ突っ込んでる。