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サントリーが2023年のウイスキー事業方針を発表!

サントリーが2023年のウイスキー事業方針を発表!

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サントリーがジャパニーズウイスキー100周年に向け、事業方針を発表しました。

見どころをまとめるとこんな感じ。

  • 山崎蒸溜所・白州蒸溜所に100億円規模の設備投資
  • フロアモルティング導入
  • 直火加熱に加えて電気式加熱も可能な蒸溜釜を導入
  • 白州ハイボール缶、山崎ハイボール缶の発売
  • 山崎、山崎12年、白州、白州12年の100周年記念蒸溜所ラベルを発売
  • 角ハイボール缶リニューアルに加え「頂店ハイボール」店活動を推進
オーツカ
この世界的ブームだけでなく、さらに先を見ている感じがサントリーらしいです。横綱相撲といった様相。

    設備投資について

    山崎蒸溜所・白州蒸溜所において、さらなる品質向上や蒸溜所魅力訴求の強化を主な目的として、2024年にかけて100億円規模の大規模投資を実施。

    原酒の骨格をつくるとともに、長期熟成に耐えられるより品質の高いニューポットづくりを目的としています。

    山崎蒸溜所のパワーアップ

    山崎蒸溜所は伝統的な「フロアモルティング」の製麦工程が可能なスペースを設けます。

    これは楽しみ!

    そして1968年から長年サントリーウイスキー全体の技術開発・原酒のつくり分けを行っていた小型蒸留施設「パイロットディスティラリー」に、直火加熱と電気式加熱が可能な蒸留釜も導入します。

    これも楽しみ!

    白州蒸溜所のパワーアップ

    白州蒸溜所にもフロアモルティングを導入します。

    さらに、発酵工程で使う酵母を培養する設備を導入する予定で見学施設も改修します。

    両施設とも今秋のリニューアル開業を目指ようです。

    サントリープレミアムハイボール缶の発売

    サントリーが「白州ハイボール缶」を660円で6月6日に発売するぞー

    これまでウイスキーを支えていただいた皆様に感謝し、またウイスキーの魅力をお伝えしたいとの思いから、「サントリープレミアムハイボール缶」を発売。

    第一弾として、6月6日には白州蒸溜所の原酒を使った「サントリープレミアムハイボール〈白州〉350ml缶」を15万ケース限定で発売。希望小売価格は税抜き600円。秋には山崎蒸溜所の原酒を使った商品も発売する予定です。

    100周年記念蒸溜所ラベルの販売

    サントリーが2023年のウイスキー事業方針を発表!

    サントリーウイスキー100周年を記念し、ものづくりの現場である蒸溜所のデザインをあしらった、2023年限定デザインラベルの「サントリーシングルモルトウイスキー山崎」「同 12年」「サントリーシングルモルトウイスキー白州」「同 12年」を4月中旬から順次発売します。

    サントリーウイスキーの未来への思いを蒸溜所のデザインで表現しました。

    その他マーケティングに関する取り組み

    プレミアムウイスキー

    「山崎」「白州」「響」は、蒸溜所起点のコミュニケーション推進やギフト施策等を通じて、品質価値訴求を強化します。ご好評いただいているSUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」は、“ハイボールのちロック”の飲み方訴求を通じてウイスキーの新たな需要を創造します。

    「ハイボール」マーケティング活動

    “ハイボールを日本のソウルドリンクに”を実現すべく、料飲店に加えて、ご家庭でも楽しんでいただけるよう、「業務用・缶・瓶」の三位一体活動で需要を拡大していきます。

    《角瓶》

    “業務用・缶”接点を中心にハイボールのおいしさを訴求し続けることで、ウイスキー市場を活性化します。
    業務用では、最高品質のハイボールを提供いただく「頂店ハイボール」店活動を推進します。

    角ハイボール缶は、さらなる“お店のおいしさ”を目指して、リニューアルを実施しました。非加熱製法による爽快な味わいで、よりいっそう「角瓶」由来のコクやレモンの香りを感じられる“お店のおいしさ”をお楽しみいただけます。

    《ジムビーム》

    「ジムビーム」らしい“開放的で明るい世界観”を強化することで、ブランド価値向上を目指し、ブランドのイメージカラーであるホワイトを強調したデザインにリニューアルしました。

    《トリス》

    日常的に気軽に飲めるハイボールとして、缶・瓶ともにエントリーを獲得することでブランド成長を図ります。2月にはご好評いただいている「トリスレモンハイ」(缶)のリニューアルを実施することで、トリスらしい気軽に楽しめるおいしいハイボールを訴求します。

    サントリーウイスキー100年の主な歩み

    1923年山崎蒸溜所建設に着手
    1929年本格国産ウイスキー「白札」発売
    1937年「角瓶」発売
    1946年「トリスウイスキー」発売
    1950年「オールド」発売
    1960年「ローヤル」発売
    1969年「スペシャルリザーブ」発売
    1972年サングレイン(株)設立(知多蒸溜所の前身)
    1973年白州蒸溜所竣工
    1980年代さらなる品質向上に向け、山崎蒸溜所・白州蒸溜所において大改修を実施
    1984年「山崎」発売
    1989年「響」発売
    1994年「白州」発売
    2003年世界的な酒類コンペティション「ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)」にて「山崎12年」が初めて金賞を受賞。以降現在に至るまで数多くの酒類コンペティションで最高賞受賞。
    2008年「角ハイボール」マーケティング活動開始
    2010年「ISC」にて「ディスティラー オブ ザ イヤー(Distiller of the Year)」を日本企業として初めて受賞
    2014年米ビーム社の株式を取得し、ポートフォリオの拡充や世界的な販売流通網を獲得
    2022年「ISC」にて「白州25年」がジャパニーズウイスキー部門最高賞である「トロフィー」を受賞
    2023年サントリーウイスキー100周



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