毎回ジャパニーズウイスキーのつくり手をゲストに、オンライン対談を行っているCELLARR SALON(セラーサロン)。
2月末に開催される第10回目では、大物ブレンダー2名が登場。
一人は、本イベント主催メディア CELLARRのアドバイザーで、サントリー名誉チーフブレンダーの輿水精一氏。
もう一人は元・ニッカウヰスキー チーフブレンダー佐久間正氏。
日本ウイスキー界を牽引してきたブレンダーが、これまでのジャパニーズウイスキーについて、そしてこれからの刻まれていく新たなジャパニーズウイスキーについて語らい合います。
「BARRELを見た」方のみ、無料でオンライン対談が閲覧できるそうので、興味がある方はぜひ申し込んでみてね。
第10回の登壇ゲスト
輿水 精一
1973年、サントリー入社。多摩川工場でのブレンドグループを経て、76年より研究センターでウイスキーの貯蔵・熟成の研究に従事。85年より山崎蒸溜所で品質管理、貯蔵部門を担当した後91年よりブレンダー室課長となる。
一日に200種類以上もの原酒をテイスティングし、世界的なコンペティションでトロフィーを受賞した「響30年」(1997年発売)をはじめ、「山崎50年」「同35年」など、様々なサントリーウイスキーの開発・ブレンドに携わる。96年に主席ブレンダー、99年より「ウイスキーの品質を決める最終評価者」であるチーフブレンダーとなる。2014年より、サントリースピリッツ株式会社名誉チーフブレンダーで現在に至る。
本人コメント
100年近い歴史をもつ日本のウイスキーづくりは、今や世界の五大ウイスキーのひとつとして世界中の注目を集めるようになりました。同時に国内には多くのウイスキーメーカーが誕生しています。日本のモノづくりの質の高さが継承され、永年かけて築き上げたジャパニーズウイスキーのブランド価値を棄損することなく、その魅力を世界中のウイスキーファンに知っていただけるよう、TisTaの活動を支援していきたいと思っております。
佐久間 正
1982年、ニッカウヰスキー株式会社 入社。
生産部の欧州事務所所長や生産管理・原材料グループのリーダーを経て2010年に栃木工場長。
12年からブレンダー室長チーフブレンダー。2020年3月に定年退職し、顧問・シニアチーフブレンダーを経て、今に至る。
本人コメント
この10年ほどの短い時間で日本国内に数多くのウイスキー蒸溜所が生まれました。製造者の皆が高い志を持ち、品質の高いウイスキーが造られることで、新しい日本のウイスキーの歴史が刻まれていけばこれほどうれしいことはありません。そういった挑戦を少しでも支援することができればよいと思います。
イベントの目玉
今回のイベントでは
- これまでのジャパニーズウイスキー
- 輿水氏、佐久間氏のキャリアについて
- ジャパニーズウイスキー、次の100年にむけて必要なこと
- 輿水氏、佐久間氏が今後やりたいこと
- 参加者との交流タイム
などのトークが展開される予定です。
オンラインサロン内では参加者と登壇者の交流タイムもありますので、気になることはどしどし質問しちゃいましょう。
個人的にですが、輿水さんや佐久間さんは「実直に役割を全うしてきた」世代だと思います。
今は良くも悪くも選択の時代。
未来のジャパニーズウイスキーを背負う蒸溜技師やブレンダー、そして愛飲家のみなさんが、何をどうセレクトしていくのか。
その道しるべになるような対談です。
開催概要
開催日時
2023年2月18日(土)14:00〜15:00
参加料金
BARRELを見た方のみ無料(他はライト会員に加入必要あり)
応募締切
2/14(火)24時まで
応募方法
応募前に無料会員登録をお願いします。
※お名前とメールアドレスのみお聞きします。
申込時のアンケートで「Q1-A. 『CELLARR SALON ウイスキーの杜』をどのように知りましたか?」と聞かれるので「b. BARRELを通じて」で選ぶと無料で見ることができます。