東京に本社を構え、レントゲンなど医療機器の設計・製造を行う吉田電材工業が、新潟県村上市にてグレーンウイスキー専門のクラフト蒸留所「吉田電材蒸留所」を立ち上げました。
10月26日に安全を祈願した火入れ式が行われ、ウイスキーの製造がはじまりました。
無事、火入式が終了いたしました🙇♂️
新たな1歩を踏み出しました!!
改めてよろしくお願いいたします🙇♂️ pic.twitter.com/qcrxhFG0Wq— 吉田電材蒸留所 (@yd_distillery) October 26, 2022
吉田電材蒸留所は、コーンやライ麦、小麦などの穀物から作る「グレーンウイスキー」をメインに製造するようで、国内のクラフト蒸留所として初めての挑戦となります。国産の原料を使うことで地域の農家を助けたいという思いもあるとのこと。
今後、ウイスキーの原酒は2年~3年の熟成を経て出荷されます。
吉田電材工業 松本匡史社長のコメント
新型コロナウイルス禍の事業再構築助成金というきっかけもあってウイスキー造りに取り組んでみようと思いました。
世界中でもジャパニーズウイスキーの評価が高まっている昨今、ハイボールブームでウイスキーにふれることになった若い世代が多様性のあるウイスキーを楽しみたいという機運が高まっています。
ウイスキー造りには自然環境が整った土地が不可欠なので、そういった観点から村上市は最適な土地なのではないかなと思っています。
原料から日本産で作ることが本当のジャパニーズウイスキーと言える。コメを原料としたウイスキーにもトライしていきたいです。