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お花見に持っていくお酒にウイスキーという選択肢。

お花見に持っていくお酒にウイスキーという選択肢。

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寒さも和らぎ、一年でも過ごしやすい季節がやってまいりました。(花粉症の人はごめんなさい)
そんな4月や5月はお花見やGWなどの行楽シーズンでもあります。
心地よい春の陽気を感じながら、桜の花びら舞う野外でのお酒は最高です。
そんな時にあなたが手に持っているお酒はなんでしょう?
手軽さだけを求めて、とりあえずビールになっていませんか?
今回の記事では、「お花見にはウイスキー」を提案させていただきます。
お花見の際にウイスキーがどれだけ魅力的で活躍できるか?
そしてウイスキーだからこそ出来る理想の飲み方を紹介します!

お花見でよく見かけるのはビールや日本酒

花見とビール

出典:https://www.instagram.com/p/BSxJEvFjVrR/

お花見の際にチョイスされるお酒は、大体がビールと日本酒。20代の男女が多いとサワーなどの選択肢もありますが、ウイスキーはまず見かけません。
ビールが選ばれる理由は、言わずもがな日本がビール大国だからです。「とりあえずビール」と言う言葉があるほど生活に浸透しているので、誰でも安心してチョイスできるのでしょう。
日本酒が選ばれる理由は、お花見が日本古来の文化であり、そこに寄り添うよう日本酒も飲まれてきたからでしょう。風情を感じるといった”雰囲気”の面でも、必然的にお供に選ばれるのかも知れません。
ですが、色々考えてみると理由はそれだけでない気がしてきました。

企業は”ウイスキーはお花見向けじゃない”と考えている?

日本のビールは世界の中でも高く評価されていますが、日本のウイスキーだって世界5大産地に数えられています。
その一角を担うのですから、企業はもっと宣伝に力を入れてもいいと思うのですが、ビールと比べると何故か「ウイスキー+花見」のCMは少ないように感じます。
やはり「夜にしっとりと飲む」とか「特別な一杯」とか、そういう路線で広告をしています。この広告戦略から考えるに、ウイスキーメーカーであるサントリーやニッカは「ウイスキーはお花見向けではない」と考えているのかもしません…。
しかし、考えれば考えるほどウイスキーは若者向けで、お花見などの野外飲みには最適と思えるのです。

お花見にウイスキーをおすすめする6つの理由

バーボンウイスキーと桜のコラボレーションも不思議な風情がありますね

バーボンウイスキーと桜のコラボレーションも不思議な風情がありますね

①最大の理由!それはハイボールがどんな料理にも合うこと。
ウイスキーは食後酒であり、度数が高く、料理に合わない。といったイメージはもう古いでしょう。
そう、若い人も大好きハイボール!
ハイボールはさっぱりした寿司から、脂っこい唐揚げまで合うオールマイティーなお酒です。
特にウインナーやベーコン、チーズなどの燻製料理とウイスキーは抜群の組み合わせです。
つまり、現地で何を調達しようと、どんな料理を作ろうとハイボールであれば全てに対応できるのです!
これは一番大きいメリットだと思います。

②度数の調整が容易で、老若男女が楽しめる。
ハイボールの度数は一般的には5度~20度と言われます。このように度数がマチマチなのは、ハイボールがウイスキーを炭酸水で割るカクテルなので、自由に度数を変更出来るためです。
その為、お花見でお酒に弱い人には薄く作り、お酒に強い人には濃く作れば、全員が楽しむことが可能です。
缶のハイボールにも度数違いのものが発売されていますが、細かい調整がきくことや、香りや味の面でも現地で作ったほうが良いでしょう。
もちろんロック、ストレートで飲むことも可能です。でも野外ではテンションが上って無茶な飲み方になりやすいので気をつけて!

③カクテルベースとして優秀。
ウイスキーは現地でカクテルを作る際にも便利です。
お花見ではアルコールにそこまで強くない方も参加するため、”ほろよい”などを始めとした甘くて度数の低いお酒もよく飲まれます。
それを見越してはじめから甘いお酒を調達するのも良いですが、ウイスキーを使って現地でぱぱっと作ってしまうのも一つの手です。
お花見という限られた場でカクテルを作るには、ちょっと練習が必要ですが、コークハイボールや、ジンジャーハイボールなら簡単に作れます。
ミントジュレップも比較的簡単に作れますので、手際よく美味しいカクテルを作れれば、場が盛り上がること間違いなしです!

④コスパが良い。20人を超える大人数ならブラックニッカクリアの4Lペットボトル!

飲まない人ならともかく、お酒好きにとって悩みのタネとなる金銭面。
特に筆者のような大学生には死活問題でもあります。
飲みたいけれどお財布の関係でジュース…というのは、せっかくのお花見なのにもったいないですよね。
その点、濃いお酒を炭酸水で割るハイボールなら大量に作れるので、お金を気にすること無く飲めます。
もし20人以上いるのであれば、ブラックニッカクリア 4Lボトルさえ買っておけば、コスパは最強。
おまけに野外のみで有りがちな「お酒が尽きた!誰か買ってきて!」というシチュエーションが無くなるかと思います。

⑤持ってく人はレア?インスタ映えも狙える!
これだけウイスキーが万能なのにも関わらず持ってくる人はまだまだ少ないのが現状です。
「ビールだとお腹が膨れちゃう」、「同じお酒を何杯も飲むのは飽きちゃう」、と思っている人は絶対にいるはずなので、1,000円前後のウイスキーを持ち込むのはとてもおすすめです。蒸溜酒は酸化しにくいので余ったら持ち帰って自宅で楽しめますし、損することもありません。
個人的にはハイボールにしてもバランスが良いジョニーウォーカーのレッドラベルカティサークなどをおすすめします。

Instagramに投稿してみてはいかが?

Instagramに投稿してみてはいかが?

さらにウイスキーボトルって日本酒やビール缶よりもインスタ映えする素敵なボトルが多いんです。
夜のBARでは見慣れたウイスキーですが、昼間の野外で撮影すると、ガラス瓶を透かした琥珀色の輝きが非常に美しいのです。
「Instagramに映える」ことは今の若者にかなり重要な要素ですからね。

⑥ウイスキーは野外で飲むもの?
ウイスキーを外で飲むというと、日本人的にはアルコール中毒者をイメージするかもしれません。ですが、ウイスキー(蒸溜酒)を持って出歩くことは古くから行われています。その歴史の長さは、スキットルという専用のボトルがあるほどでざっと100年以上前から行われていることです。
日本酒やワインなど酸化の激しい醸造酒にはこれはできません。
スキットル自体がおしゃれアイテムと化しているので、自分の気に入っているウイスキーをスキットルから皆のグラスに注ぎ、振る舞うというのも醍醐味だと思います。

「風情」をしっかりと、そしてしっとりと感じられるウイスキーならではの魅力

ウイスキーは思い出の残るお花見を演出します

花より団子ということわざどおり、お花見は「ただの飲んだくれ会」になることが往々にしてあります。
楽しかったことだけは覚えてるけど、食って飲んで騒いであんまり桜は見てないなぁ…なんて、風情を楽しむことからかけ離れたお花見は嫌ですよね。
記憶に残らない要因のひとつとして、よく飲まれるビールや日本酒は「食中酒」であることが挙げられます。
食中酒は最後まで飲み方が変わりません。つまり「場面が切り替わらない」のです。

その点ウイスキーはハイボールで楽しんだ後は、ロック、ストレートといった飲み方に移行する「飲み方のレパートリー」を持っています。
なのでお花見の後半や、お開きになった後に、気の合う同僚や仲間と「食後酒」としてのウイスキーを楽しむことができます。
桜を眺め、ゆっくりとその風情を「実感」する時間を得ることができるのです。
その際は、ロックやストレート、1:1ぐらいの強めの水割りで、時間を掛け、雑談をしながらゆっくりと飲んでみて下さい。
どんちゃん騒ぎのお花見も楽しいですが、ゆったり飲んで会話にも花を咲かせるお花見は魅力的ですよ。

風情を楽しむためにグラスにもこだわってみる

お花見の後半戦は桜を眺めながらゆっくりとウイスキーを楽しむことを提案しましたが、”最初からしっぽり”、”最後までしっぽり”という飲み会にしたい場合、ちょっとこだわりたいアイテムがグラスです。
お花見ではほとんどの場合、紙コップやプラスチックのコップがグラスの役割を果たします。
色や香りを楽しむウイスキーを紙コップで飲むというのは雰囲気がいまひとつです。
そこで一押ししたいアイテムが、「シリコングラス」と「トライタングラス」です。シリコングラスは名前の通り、シリコンで出来ているグラスです。ちょっと値段が高いのがネックですが、高品質で透明度が高く、割れないグラスです。
トライタンは飽和ポリエステル樹脂で、シリコンに比べると多少割れる危険性が増しますが、値段が一つ500円前後とお手頃なので、野外飲み用に皆に振る舞ってしまえばいいと思います。

ゆっくりと静かに飲むのですから、お酒にお金を掛けない分、グラスにお金を回して見るのも良いかもしれません。

お花見のお供にはウイスキー

と、色々と講釈を垂れましたが、ウイスキーはお花見での飲み方やシュチュエーションになかなかハマっていると思うのです。みんなイメージが先行してなかなか持ち寄りませんが、ウイスキーは非常にポテンシャルの高いお酒なんです。また、本文には書きませんでしたが、ウイスキーはゆっくりと正しく飲んでいれば酔いにくいお酒でもあります。
ゆったりと桜を眺めながら、ゆっくり楽しんでみてください。
是非ともお花見のお供にウイスキーを持っていってみてくださいね。




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