写真出典©:Lyon & Turnbull, Edinburgh
311Lという世界最大サイズの「ザ・マッカラン・イントレピッド 32年」が、110万ポンド(日本円で約1億6千万円)で落札されました。
「The Intrepid(イントレピッド)」と名付けられたこのボトルは、5月25日に英エディンバラのオークションハウスから出品。
オンラインと電話の両方での入札を経て、とあるコレクターに落札されたとのことです。
イントレピッドは、その巨大なサイズで、2021年にギネス認定されました。
5フィート11インチ(約180cm)のボトルには、スタンダードな700mlのボトルでいうと444本分に相当するとのこと。
スペイサイドの熟成庫で32年間熟成された後、昨年、インディペンデント・ボトラーズのダンカン・テイラー・スコッチ・ウイスキーからボトリングされました。アルコール度数は43度。
「The Intrepid(イントレピッド)」のネーミングは、ボトルに描かれた11人の探検家による記録更新の功績を讃えて名付けられました。
#TheIntrepid – officially the world's largest bottle of Scotch #whisky – reaches £1.1 million in today's auction. An adventure from the start, The Intrepid project is dedicated to the spirit & experience of exploration. pic.twitter.com/9G6TJ8nLQg
— Lyon & Turnbull (@LyonandTurnbull) May 25, 2022
創設者は次のように述べます。
「我々にとってこのプロジェクトは、売上という利益以上の価値があるものです。
同時に、船長であった私の亡き父に捧げるものでもあります。
彼自身も探検家であり、その生涯でたくさんの得難いことを成し遂げました。」
また、数本の限定ボトルセットもリリースされました。
12本のボトルからなり、それぞれに311Lボトルと同じ樽からのザ・マッカランが詰められています。
オークションハウスのディレクターは、
「イントレピッド・コレクションは、今回の世界最大サイズのスコッチボトルのリリースを皮切りに、世界中の関心を集めてきました。
この上なくエキサイティングなプロジェクトのオークションが大成功を収めたことを、非常に嬉しく思っています。」
と語りました。