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清里ウイスキーフェスティバル2019年萌木の村レポート

清里ウイスキーフェスティバル2019年萌木の村レポート

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野外でウイスキーをメインに愉しめるイベントやフェスってないのかなー?と思っているみなさま。

ございます。

山梨県、八ヶ岳山麓の清里高原にて、世界のウイスキーとスピリッツ、山梨の食を楽しむ野外フェス、その名も「清里ウイスキーフェスティバル」

今年で第3回目の開催となる本イベントですが、過去2回は10月と4月の開催で、今回初めて初夏の開催となりました。

無料試飲をはじめ、稀少ボトルが飲めるセミナーやトークショー、音楽ライブ、オリジナルカクテルなど盛りだくさんなコンテンツを楽しめるフェス。
たくさん写真撮影してきたので、来年以降イベントに参加したいと思っている方は参考にしてみてください。

では、2019年6月22日、6月23日の二日間に渡り行われた「清里ウイスキーフェスティバル」をレポートしていきたいと思います。

清里ウイスキーフェスティバル概要

どんなイベントなの?

清里ウイスキーフェスティバルの会場風景

八ヶ岳山麓の清里高原でウイスキーと地元の食、そして星空を楽しみたいとスタートした「清里Whisky Festival in 萌木の村」。

開催地である萌木の村は大自然の癒しに溢れたナチュラルガーデン。
約33,000平方メートルの広大な敷地に約20のレストランやバー、ホテル、カフェ、ショップが中央の広場を囲むように並んでいます。

ポールラッシュ氏によって開拓され、現在は英国人ランドスケープデザイナー、ポール・スミザー氏がデザインを手掛けています。
非常に多くの植物が群生していて、素朴で深い味わいを感じさせる、緑溢れる観光地です。

清里ウイスキーフェスティバルの様子

当日はウイスキーの蒸留所、メーカー、インポーター、酒販店、バーなどのブースが国内外から40社ほど出展。

それぞれのブースではさまざまなウイスキーを無料・有料試飲できるほか、カクテル、地ビール、リキュール、スイーツ、フードなど、ウイスキーとのおいしいマリアージュを楽しむことができます。

さらに今回、夜の部にてスコットランド料理が楽しめるパーティーも初開催されました。

開催時間は

【昼の部】2019年6月22日(土)12:00~19:00。23日(日)10:00~17:00
【夜の部】2019年6月22日(土)19:00~21:30

料金は、

  • 1日券(昼の部) ¥2,500
  • 1日券(夜の部) ¥3,000
  • 2日券 ¥4,000
  • 当日1日券(昼の部のみ) ¥3,000

です。再入場も可能で、少しお酒に疲れたなと思ったら、萌木の村界隈で休むこともできます。

たくさんのウイスキーやスピリッツはもちろん、とにかくフードが豊富

当然ですが、たくさんのウイスキーが飲めます。一部は有料試飲です。

当初40社ほどの参加ということでしたが、日曜日に見かけた限りは30ブースくらいでした。(後日調べると28ブースだったようです)

 

サントリー碧Ao サントリーブース

毎年、東京や大阪でも開催される「ウイスキーフェスティバル」ですが、清里フェスは都市部と比べるとはるかに料理のブースが多いです。
やはり野外ですし、火を使った料理がたくさん出ています。観光地というのもあるのでしょう。

八ヶ岳酵母で作った手ごねパンや焚火ステーキに鹿肉のフランクフルト、ピザや生ハム、野沢菜なんかもありました。

海鮮はウイスキーとのマリアージュも考えられているのか、牡蠣やアサリなどの貝類が多かったですね。
ショコラやオーガニックコーヒーなどもありました。

レアボトルはかなりマニアックなものまで

ウイスキーラヴァー達に向けての有料試飲ブースでは、洋酒販売の大手、信濃屋食品をはじめ、地元萌木の村のBar Perchさんがしれっと秘蔵ウイスキーを持ってきていました。

中でもBar NON Peat & ROSE BANKさんのブースで飲めるウイスキーはマニア垂涎のボトルばかり。(しかもリーズナブル!)
フェス価格ってことなのでしょうが、ウイスキーギーク達はさぞ楽しかったことでしょう。

アルチザンパレドオールのスイーツ

東京、大阪、そして清里にも展開するショコラティエ「アルチザン パレドオール」からは、オーナーシェフである三枝俊介氏がウイスキー評論家の土屋氏とコラボレーションして作ったという「ディスティラリーショコラコレクション」を販売。

「これまでに出会った中で最高のカカオ」と称したグランクヴァ農園のカカオ豆を使用し、それぞれのウイスキーの香りや味との相性を見極めてショコラに仕上ました。

ちなみに、使用しているウイスキーは、アードベッグ10年、I.Wハーパー12年、グレンモーレンジィ18年、グレンファークラス105、グレングラント・メジャー・リザーブです。

2900円と少々お値段は張りますが、お土産として購入しました。
※手前にあるのは白州と山崎を使用したチョコレート、こちらもひとつ300円くらいしました(笑)

さすがプロのショコラティエ。そもそもチョコがうまい(笑)

僕もこれまでに何十種類もウイスキーチョコレート作ってきましたが、個性が強いウイスキーのほうが雰囲気が出ていいですね。

ライブとスペシャルセミナー

清里のロケーションに合わせた音楽ライブも行われていました。
「全員が参加して熱狂!」というものではなく、お酒を飲みながらゆるりと聴いてねといった雰囲気のもの。
まぁアーティスト目当てのイベントじゃないですから、この辺りは仕方ありませんね。

他にもサントリースピリッツ名誉チーフブレンダー・輿水精一氏やウイスキー文化研究所 代表・土屋守氏などのスペシャルトークショーやサイン会も行われました。

僕は日曜日の参加だったので土曜日の様子はわからないのですが、土曜の夜の部は萌木の村レストラン「ROCK」にて、ウイスキーやビール、スモークサーモンやハギスなどのスコットランドの伝統料理が楽しめるパーティーも行われました。バグパイプの演奏やウイスキー界のレジェンド達との談義で盛り上がったようです。

フェスのみで手に入る限定グッズも

ウイスキーフェスティバル恒例の開催記念オリジナルボトルも販売していました。

今回のフェスではオリジナルラベルの「ウォードヘッド」、「オークニー」の2種類のウイスキー、そして夏の大三角形を形づくる、白鳥座、わし座、こと座をあしらった100mlボトルが出品されていました。

フェスよりは少し金額が上がるようですが、ウイスキー文化研究所オンラインショップにおいて、引き続き販売しています。興味のある方はぜひ。

行ってみた感想

今回の清里ウイスキーフェスは二日間で1500名の方が参加したようです。
都内のフェスと比べると4分の1くらいの規模でしょうか。

自然の中で飲むお酒と食べ物は最高で、何より萌木の村の景観が素敵でした。
子供連れ、ペット連れというのは他のウイスキーフェスでは見れない光景なので、朗らかで良いですね。

チラっと観光気分で訪れる地元の方、二日間連続で参加するウイスキー好きの方、みなさん大自然の中でウイスキーを満喫していました。

梅雨時期だったのにも関わらず二日間とも奇跡的に雨が降らなかったのはとても良かったと思います。

僕もイベントを取材中、フォロワーさんとたくさんお会いすることができました。
声をかけてくださった方々ありがとうございました。

都市部と比べるとアクセスしにくい地にあるので、この清里までウイスキー目当てに来る方というのはかなりのツワモノと言えます。
特に夜の部は定員制で、前売り券はウイスキー文化研究所オンラインショップでのみの販売でした。

そういう意味では昼間は一般の方、夜はマニアの方も楽しめる良いイベントではないでしょうか。

飲料ブースはもう少し工夫の余地がありそうでした。
どれが無料でどれが有料なのか料理ブースと比べるとちょっとわかりにくかったですね。

僕は、もう飲めないかもと思っていたスキャパ25年を飲めたのでとても良かったです。

他にも気になる幾つかのボトルを試飲させてもらいました。状態も非常によく美味しかったです。

清里駅といえば80年代に栄え「高原の原宿」とも呼ばれるほどに活気があった街。

しかし現在は寂れ、町全体に廃墟感が漂っているのです。

しかし!

それが!

いい!

アンティークでレトロな佇まいと、締め切られたショッピングモール、そこに咲く自然の花々。今度は別日で清里の写真だけ取りに来たいと思うほど。

最後に清里ウイスキーフェスで撮影した萌木の村の様子をご紹介しておきます。
可憐な花々や緑に覆われた木造建築物がゆったりと流れる時間を感じさせてくれます。

 




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