ロッテが韓国に蒸溜所建設!?
小売大手のロッテ(ロッテ七星飲料)と新世界が、ウイスキー事業に参入する予定を発表しました
専門家のアドバイスを受け、気温、自然環境、そしてきれいな水がある場所を調査。
韓国で最も水質の良い【済州島】をウイスキー製造に最適のと判断し、選択したようです。 pic.twitter.com/RJ53jWwoY3
— オーツカ (@BARREL365) July 21, 2022
ロッテ七星飲料株式会社(ロッテチルソンいんりょう)は、韓国ソウル特別市に本社を置くロッテグループの飲料品メーカー。
韓国の国民的炭酸飲料「七星サイダー」をはじめ、「ペプシコーラ」、乳性炭酸飲料「ミルキス」、プレミアムな高品格ジュース「デルモンテ」、プレミアムドリップ缶コーヒー「カンタタ」などを保有しています。
今回、済州島のマンデリン農場跡地をウイスキー蒸留所に転換する許可が下りたと発表しました。
来週水曜日には正式な建築許可が下り、2023年の着工を予定しています。
次に、新世界。
新世界は大韓民国のソウル特別市に本店を置く巨大百貨店を運営する会社です。
大豆加工工場跡地に蒸留所を建設し、「済州ウイスキー」「耽羅ウイスキー」「耽羅ピュアモルトウイスキー」など14の関連商標を既に登録済みです。ただし、建設計画の詳細は不明。
両社は、アジア地域で生まれた「ホンスル」というトレンドに乗っかりたいようです。
ホンスルとは「自宅で一人で飲む」というような意味で、コロナ禍にて流行した言葉です。
この2つの小売チェーンが自社のウイスキーを発売するまでには、まだまだ時間がかかるとは思いますが、今後の動向に注目です。